攻めと守りのDXの両立

當社では、持続的に成長可能な企業を目指したビジネスモデル変革に向けて、収益力向上や新規事業創出につながる取り組み（「攻めのDX」）と2024年建設業の殘業規制の対応や各事業領域の成長課題から生産性向上や業務効率化といった経営基盤の強化（「守りのDX」）との両立を目指しています。

本年は建設プラットフォームの要となる3つの取り組みに著手しています。

1. BIMクラウド環境（Autodesk Construction Cloud）の全事業部適応実証（一部導入検証を含む）
2. 建設技術全般の情報管理基盤の環境構築に向け、BIMを含む情報のマスタデータ標準化の取り組み
3. グループ企業を含むサプライチェーンマネジメントの強化（購買DX）の取り組み

今後も引き続き、経営基盤の強化と収益モデルの進化をつなぐ「建設プラットフォーム」構築に取り組み、既存事業の建設プロセスで収集されたデータを、既存事業の価値提供や顧客體験の向上、さらに新規ビジネスの創出に取り組んでいきます。

図1：守りのDXと攻めのDXをつなぐ「建設プラットフォーム」のイメージ