バリューチェーンのデジタル化
2050年カーボンニュートラル達成に向けて、BIMツール(*1)を利用し設(shè)計段階で建築物部材CO2排出量の自動算定および可視化を行い、削減を目指します。
(*1)BIMツール:Integrated Carbon Tool(ICT)は當(dāng)社とAutodeskが共同開発した、BIMデータを活用したCO2排出量算定ツール。社內(nèi)では、Early Carbon Designer(ECD)と呼稱変更。
當(dāng)社では、國際水準に準拠したCO2排出量の見える化を行うため、BIMによる設(shè)計図と部材などの一覧からCO2排出量を自動算定するシステムを構(gòu)築しました。この取り組みは、設(shè)計者の負擔(dān)削減や意思決定の支援についても同時に達成を目指したものです。
図1:ICTのスキーム概略
設(shè)計者が、BIMモデルをもとに部材の數(shù)量や材料情報を取り込み、BIMモデルで再現(xiàn)しない部材も含めたCO?排出量を自動算定できるようにすることで、効率的かつ低炭素な設(shè)計を可能としました。
シナリオベースの評価フレームワークを採用し、國際基準に沿った透明性と検証性を擔(dān)保していきます。
図2:ICTの操作畫面_部材や材料を選択しCO2排出量を算定?見える化
將來的に義務(wù)化が想定されるCO2算定への対応を、設(shè)計者の負擔(dān)なく実現(xiàn)することを目指しました。これにより、顧客への低炭素提案の実施や、競爭優(yōu)位性による受注貢獻も期待できます。
初期および継続的な意思決定を支援するために、効率的で正確、かつシンプルなプロセスと信頼性の高い結(jié)果を提供することを重視しました。
設(shè)計者が複數(shù)のシナリオをクリック操作で検証?比較できるようにし、より低炭素な設(shè)計を選択できる環(huán)境を整備しました。
2024年5月に共同開発開始しました。2024年11月に共同開発無事完了しました。
2025年4月からは事業(yè)所展開を行い、定量評価を開始しています。
今後は、國內(nèi)外で決定されるCO2排出量の算定の手法や使用するCO2原単位の整備に合わせ、柔軟にツールの開発を行い、適切なCO2排出量の算定を行う予定です。
また、木造対応やベンチマーク制定のための機能など追加開発を行っていきます。