DX推進(jìn)を支える組織體制
スポーツクラブNASでは、デジタル化で「業(yè)務(wù)の省力?省人化」、DXで「マーケティング改革」を推進(jìn)します。
當(dāng)社ではお客さまとの各種手続きや情報(bào)管理の多くを書(shū)面で行っています。サービスが多様化するなか、それら手続きの種類と量は年々増加傾向にあり、個(gè)人情報(bào)など重要な情報(bào)が記載された書(shū)面の管理にも多くの時(shí)間を要し、従業(yè)員の業(yè)務(wù)を圧迫しています。また、社內(nèi)の各種申請(qǐng)も書(shū)面での記入?捺印が多く従業(yè)員の負(fù)擔(dān)となっていました。デジタル化の目的は、それら定型業(yè)務(wù)の省力?省人化を図り、そこから生まれる時(shí)間や余力をお客さまへのサービスにさらに充當(dāng)し、顧客満足度を高めることにあります。
次にDXについて。會(huì)員制であるスポーツクラブでは、いかに多くの方に入會(huì)いただき、利用を継続していただけるかがビジネスの肝となっています。しかし新型コロナウイルス感染癥(COVID-19)や小型ジムの急増により、マーケットの狀況が一変し、新規(guī)入會(huì)者の減少および競(jìng)合店舗への移籍など、我々のビジネスの土臺(tái)部分に関わる問(wèn)題が生じています。これまでの経験に頼る感覚的な広告販促や接客サービスでは限界があり、DXによってマーケティングの多くの部分を自動(dòng)化?効率化し、データや実績(jī)に基づいた合理的な接客サービスを推し進(jìn)めます。
デジタル化とDXを効果的に導(dǎo)入?活用し、「入會(huì)していただき、満足していただき、長(zhǎng)く利用していただく」というスポーツクラブ事業(yè)の根幹を再整備してまいります。
デジタル化とDX、それぞれ手法は異なりますが、目指すゴールは同じです。
デジタル化は「省力?省人化により従業(yè)員の余力を高め、お客さまの満足度アップに注力できる環(huán)境をつくる」。DXは「マーケティングの自動(dòng)化?効率化で一人でも多くの方に入會(huì)していただき、データや実績(jī)に基づく接客サービスで1日でも長(zhǎng)く利用してもらう」。
すべてはお客さまのためであり、市場(chǎng)の変化で揺らいでいるスポーツクラブ事業(yè)の根幹を再整備するためのものです。
そのゴールへの指針を全従業(yè)員で共有し、さまざまな施策や取り組みを包括的に進(jìn)めていきます。
図1:デジタル化およびDXによる事業(yè)根幹の再整備
等を図るべく、さまざまな取り組みを進(jìn)めています。
2023年度4月より全店舗に導(dǎo)入しました。
これまで「忘れ物管理臺(tái)帳」「返金管理臺(tái)帳」など、紙ファイルの臺(tái)帳を使って様々な管理を手書(shū)きで行っていました(お客様にも手書(shū)きでの記入をお願(yuàn)いしていました)。この作業(yè)をタブレットで行えるようにしたのが業(yè)務(wù)管理タブレットです。
會(huì)員管理システムとの連攜により必要な情報(bào)をタブレットへ自動(dòng)反映するほか、情報(bào)入力の多くを選択式にするなど、お客様と従業(yè)員雙方の負(fù)擔(dān)を軽減し、効率化を図っています。
2024年度は既にタブレットで運(yùn)用している9臺(tái)帳に加え、新たな9臺(tái)帳の開(kāi)発に著手。2025年4月には26臺(tái)帳のうち18臺(tái)帳が「業(yè)務(wù)管理タブレット」で運(yùn)用される環(huán)境となります。
2023年度4月よりスクール會(huì)員に、2023年10月よりクラブ會(huì)員に提供開(kāi)始しました。2024年7月時(shí)點(diǎn)でスクール會(huì)員は約55.4%、クラブ會(huì)員は約39.5%の方にご利用いただいています。
以前は、會(huì)員様が各種サービスや休會(huì)のお手続きをする際は、フロントへお越しいただき所定の用紙に記入いただいていました。
2024年5月より「會(huì)員マイページ」を店舗ごとに順次アップデートし「諸屆機(jī)能」を?qū)毪筏皮い蓼?。こちらの機(jī)能を利用すれば、お客様のスマートフォンから手続きの多くを行うことが可能になります。お客様のみならず従業(yè)員の負(fù)擔(dān)も軽減され、業(yè)務(wù)の効率化につながっています。
2024年度は、さらにスタジオレッスンやパーソナルトレーニング、テニスコートレンタルなどの予約?決済機(jī)能の開(kāi)発に著手しており、2024年度內(nèi)に追加リリースを予定しています。
2024年6月より全店舗導(dǎo)入に著手しています。
以前は、見(jiàn)學(xué)や入會(huì)に関わるすべての手続きを紙の書(shū)類に手書(shū)きで記入していました。
「會(huì)員管理タブレット」では、見(jiàn)學(xué)?體験から入會(huì)いただく際の一連の手続きをタブレット上で行います。入會(huì)時(shí)には見(jiàn)學(xué)?體験時(shí)に頂戴したお客様の情報(bào)が自動(dòng)連攜され、お客様と従業(yè)員ともに同じ情報(bào)を二度入力する手間が解消されました。また、これまで全て紙でお渡ししていた會(huì)員規(guī)約や手続き書(shū)類の控え、施設(shè)利用の手引きなどを電子化し、登録メールアドレスに送信されるようになりました。
2024年度內(nèi)に対象となる全店舗にて運(yùn)用を開(kāi)始する予定です。
サスティナブルな環(huán)境構(gòu)築を目標(biāo)とし、當(dāng)社のデジタル化およびDXでは「従業(yè)員の業(yè)務(wù)効率化」「ペーパレス化」「會(huì)員証やプラファイルなどのプラスチック利用量の削減」「お客さまの利便性?CSの向上による會(huì)員數(shù)の増加」等の効果を見(jiàn)込んでいます。その結(jié)果として収益改善を図り、「會(huì)員や地域の皆さまにさまざまな形で還元を行う」ことを視野に入れています。
今後の展開(kāi)としては、開(kāi)発したシステムは全て、2024年度中に対象店舗へのリリースを完了する予定です。
お客さまの利便性?CSを高めていく一方で、従業(yè)員の會(huì)員管理?臺(tái)帳管理に関わる業(yè)務(wù)量を60%以上削減。さらに年間約110,000部使用している帳票類や年間約3,000,000部使用しているコピー用紙、年間約100,000枚製作している會(huì)員証(プラスチック製)などの使用量も計(jì)畫(huà)的に削減していきます。
お客さまの「仲間」になることが我々の使命。デジタル化?DXをその追い風(fēng)に
我々が取り組むデジタル化?DXでは「従業(yè)員のバックヤードでの業(yè)務(wù)時(shí)間を減らし、お客さまとの接客時(shí)間を増やす」ことを第一の目標(biāo)としています。また、商品?サービスのレベルを向上するには、継続的な研究?研修が必要で、そのための時(shí)間を確保するためにも業(yè)務(wù)の省力?省人化は極めて重要ととらえています。
スポーツクラブが會(huì)員を増加させるには、とりわけ入會(huì)初期における習(xí)慣化が不可欠です。毎朝歩こうと決意しても習(xí)慣化できず、挫折した経験をされた方は多いと思います。私も運(yùn)動(dòng)習(xí)慣や趣味が確立できない人間の一人ですが、友人との定期的な飲み會(huì)は習(xí)慣化されています。それは「仲間」の存在があればこそで、スポーツクラブ事業(yè)においては、従業(yè)員がお客さまに「仲間」と認(rèn)めていただくことが我々の使命だと考えています。
入會(huì)初期において習(xí)慣化できたお客さまはその後従業(yè)員の手を離れ、自然と他のお客さまとつながっていきます。そしてスポーツクラブNASを大切なコミュニティとして位置づけ、人生においてなくてはならない存在として長(zhǎng)いお付き合いが続きます。そのようなお客さまを増やすことが、事業(yè)の成功は元より、地域の皆さまへの還元につながるものと信じています。
デジタル化?DX推進(jìn)の風(fēng)潮はその追い風(fēng)であり、會(huì)社の未來(lái)を見(jiàn)定め取り組むべき事案であると考えます。
執(zhí)行役員 総務(wù)本部長(zhǎng) 齊藤 豊