土地の魅力が生きた、
穏やかな緑が映える人に寄り添う家
［大阪府　Tさま邸］

「誰もがくつろげる家づくり」を目指したTさま。
親子3世代が毎年クリスマスに集って
思い出を刻み続ける住まいを
かつて感動を覚えたご両親の住まいと同じく
ダイワハウスを選んで築かれました

土地の魅力を引き出す、
考えられたプランに感銘

ご両親の住まいから品質やデザインを體感されたTさまご夫妻は、迷うことなくダイワハウスを家づくりのパートナーに選び、まずは土地探しから依頼。三方を家に囲まれ、高低差のある土地の特徴を生かしたプランに感銘され、住まいづくりをスタートされました。

全體の造形は軒裏天井のアクセントである木目を見上げることを前提とし、高低差を利用した大きな収納スペース、ご近所の視線を感じないリビングなど、想像を上回る設計アイデアを気に入られ、プランはそのまま通されることに。

「自分たちの日常と理想を伝えると、ダイワハウスの設計士さんはそれをベストなスタイルでかたちにしてくれました」とTさまご夫妻は語ります。

リビング
ダイワハウスの設計士による、土地の特徴を考えた心地よさへのご提案が生きたリビングです

時を経ても美しい、
人と街に寄り添う家

エッジを目立たせて奧行き感を演出する造形をはじめ、優雅な印象を高める塀前のグリーンスペース、陰影が美しい深彫外壁、時が経つほど味わいが深まる素材を使ったエイジング外構など、街の一部である「外」デザインは近隣とのコミュニケーションツールだと設計士は考えます。

また、重厚な木製門扉を開いた先にあるエントランス階段は、日々の“暮らしやすさ”に配慮した緩やかな段差です。
住まいの設計當初は、外観やグリーンなど「外」にあまり関心をお持ちでなかったTさまご夫妻ですが、暮らされてからはじめてその大切さを実感されました。妻はジョギングや散歩を楽しむご近所さまから、「Tさんのお家が建って、道の雰囲気が明るくなったよ」とうれしい言葉をいただくこともあるのだとか。

街の景観を美しく変えた「外」デザインは、ご近所さまの気分まで晴れやかにしています。

グリーンスペース／外構

木製門扉

深彫外壁／エントランス階段

ゲストの居心地をデザインに

海外での暮らしが長く、住まいにゲストを迎えることが多い Tさまご夫妻が目指したのは“ゲストがくつろげる家”。
時には10人以上のゲストを迎えることもあり、ご家族の暮らし心地だけでなくゲストの居心地にもこだわった住まいを希望されました。

おもてなしの生け花をペンダントライトが照らす玄関は、大人數のゲストを迎えても混雑しないよう広々としたスペースを確保しています。

玄関

トイレとシャワーブースを備えたモダンなゲスト用洗面室は、ホテルのような上質な時間が過ごせるとゲストに好評だそうです。ゲストルームからはご家族が過ごすリビングを通らずに移動でき、「ゲストに気を使わずにくつろいでほしい」というTさまご夫妻の思いが隨所の工夫に盛り込まれています。

ゲストの動線

サニタリー

景色豊かな、庭とつながるリビング

リビングの設計では「近接する住宅環境を考えると南をあえて閉じ、街路樹まで窓の景色として取り込める北東?北西を開けた方が心地よいリビングになります」という設計士の提案があり、それに共感されたTさまご夫妻は景観に工夫を凝らすことにしました。
リビングの橫には周囲の環境と美しく調和した里山風の広い庭を、そこからリビングを挾む向かい側に大きな窓に囲まれた中庭コートを配置し、暮らしの周りに豊かな景色と居場所をつくったのです。

庭とつながるリビングは居心地の質を上げ、ご家族やゲストのくつろぎにもつながっています。

ソファ、ダイニング、キッチン、中庭コート…さまざまな場所から窓の景色が楽しめるLDKは、奧さまの一番のお気に入り。「ご近所の視線を感じないのでカーテンはほとんどしません」と語るように、天井まで屆く大きな窓も近隣の窓の位置を考慮して設計されています。
ご主人のお気に入りの場所は、大きな窓に囲まれた中庭コート。
リビングで過ごすご家族を窓越しに感じながら、ゆっくり朝食や趣味の時間を楽しまれるそうです。

壁や柱をなくしてLDKをひとつながりにしたレイアウトは、大人數のパーティーも開ける広さ。
TVの両側にも奧行きに期待感をもたせる空間が設けられています。
また、TVの裏側にある隠れた収納スペースとスタディコーナーや、キッチン裏の大きめなパントリーにも「充実した収納スペースのおかげで、いつもリビングはキレイです」とTさまご夫妻はご満悅。

こうした、“暮らしの機能”を十分にかなえながら隠し、庭の景観が映り込む大きなガラステーブルやオブジェのような階段など“デザインの美しさ”を見せる、バランスよい設計が上質な日常を支えています。