大和ハウス工業(yè)はダイバーシティ経営を推進(jìn)するため、2025年9月5日より精神?発達(dá)障がい人財(cái)の採用を開始しました。

●障がい者雇用の動(dòng)向
　事業(yè)主は、障がい者が職場で働くにあたって、支障を改善するための措置を講ずる合理的配慮の提供が義務(wù)付けられています。そのため、民間企業(yè)では身體障がい者向けにバリアフリー化や障がい者用設(shè)備の設(shè)置など物理的環(huán)境の整備を中心に進(jìn)めてきました。一方で、精神?発達(dá)障がい者に対しては、雇用環(huán)境の個(gè)別性が高く、狀況に応じた柔軟な対応が必要となっています。また、精神?発達(dá)障がい者は平均勤続年數(shù)が身體障がい者と比較して短い傾向にあることからも企業(yè)の採用意欲が低い狀況にあります。
　厚生労働省によると、身體障がい者人口は423萬人(※1)で、精神障がい者人口が603萬人(※1)とされています。しかし、內(nèi)閣府によると民間企業(yè)における身體障がい者の労働者は約36萬人(※2)、精神障がい者の労働者は15萬人(※2)にとどまっており、就労狀況には大きな差が見られます。
　そうした狀況を受けて、厚生労働省としても障がい者が「特別な存在」ではなく、「共に働く仲間」として受け入れられる社會(huì)づくりを推進(jìn)するために、精神?発達(dá)障がい者の就労支援に積極的に取り組んでいます。
※1. 內(nèi)閣府「令和７年版　障害者白書」より
※2. 厚生労働省「令和6年 障害者雇用狀況の集計(jì)結(jié)果」より

●精神?発達(dá)障がい人財(cái)の活用を進(jìn)める背景
　大和ハウス工業(yè)では、第7次中期経営計(jì)畫において、多様な人財(cái)が安心して能力を発揮できる職場風(fēng)土を醸成する「ダイバーシティ＆インクルージョン」を掲げ、様々な取り組みを行っています。障がい人財(cái)雇用の観點(diǎn)では、障がい人財(cái)雇用率を年々増加させており、2022年4月には2.46％でしたが、2025年4月には2.54％まで引き上げてきました。2026年4月には2.7％を目標(biāo)に障がい人財(cái)の確保を進(jìn)めています。
　そうした中で、當(dāng)社ではこれまでの身體障がいのある方を中心とした雇用から、さらなるダイバーシティ経営の推進(jìn)のため、障がい特性による雇用ハードルの高い精神?発達(dá)障がい人財(cái)が安心して働ける環(huán)境を整備することとしました。

●精神?発達(dá)障がい人財(cái)活用に向けた施策
　當(dāng)社では精神?発達(dá)障がい人財(cái)の定著を目指して、2025年10月を目途に新組織を本社內(nèi)に立ちあげます。新組織では、業(yè)務(wù)管理やマニュアル作成、他部門との折衝などを擔(dān)當(dāng)する社員と、業(yè)務(wù)を遂行する精神?発達(dá)障がいの社員で構(gòu)成され、経理関係の業(yè)務(wù)を擔(dān)う計(jì)畫です。2026年度までに精神?発達(dá)障がい人財(cái)15名を採用する計(jì)畫で、將來的には所屬人員數(shù)の増加や業(yè)務(wù)範(fàn)囲の拡大も検討しています。
　精神?発達(dá)障がい者を集約して雇用できる特例子會(huì)社を活用する大企業(yè)がある中で、當(dāng)社では精神?発達(dá)障がい人財(cái)が同じ職場で働く環(huán)境を提供することで、社員が多様な価値観や働き方に觸れ、柔軟な対応力や共感力を向上させることを目指します。
　今後も、當(dāng)社は障がい人財(cái)が活躍できる職場環(huán)境づくり、障がい人財(cái)の活躍を推進(jìn)する人財(cái)育成や採用などに積極的に取り組み、人を思いやり、街を知り、暮らしをより良くするための活動(dòng)を?qū)g施することで、更なる企業(yè)価値向上を図ります。

●精神?発達(dá)障がい人財(cái)の採用に関するお問合せ（新卒採用、キャリア採用共通）
メールアドレス：dhu.saiyou@daiwahouse.jp 　

●精神?発達(dá)障がい人財(cái)の処遇

１．啓発活動(dòng)の実施
　當(dāng)社では、社員が障がい者を含めた多様な価値観を受けいれる體制を整えるため、定期的に社員に対して啓発研修を?qū)g施しています。當(dāng)活動(dòng)を通じて、社員は障がいへの理解をより深め、ユニバーサルデザインを取り入れた住まい提案力やユニバーサルマナーの向上などに活かしています。
　また、障がい人財(cái)のさらなる社會(huì)參加に貢獻(xiàn)する取り組みや企業(yè)姿勢などを、ホームページやオーナー様向けの冊子などで積極的に発信することで、企業(yè)姿勢の発信強(qiáng)化をしています。

２．社會(huì)參加への環(huán)境整備
（1）障がい人財(cái)の活躍拡大
　障がい人財(cái)雇用の促進(jìn)として、個(gè)人の適性に応じて、営業(yè)?設(shè)計(jì)?工事?管理など、能力を発揮しやすい部門に配屬し、活躍の場を拡げ、管理職としても多くの障がい人財(cái)が活躍しています。

（２）事業(yè)所のバリアフリー化
　職場環(huán)境向上のため、事務(wù)所を新築する際はバリアフリー新法（※）に則してスロープや滑りにくい床、低い段差などのユニバーサルデザインを積極的に採用しています。トイレは社內(nèi)外の方が利用できるよう多目的トイレとして開放し、障がい人財(cái)が不自由なく快適に過ごせる職場環(huán)境づくりを行っています。
※國土交通省が定める、高齢者、障害者等の移動(dòng)上及び施設(shè)の利用上の利便性及び安全性の向上の促進(jìn)を図り、公共の福祉の増進(jìn)に資することを目的とする法律。