大和ハウスの想いつながる
７つのエピソード
大和ハウス工業(yè)にとって、今日まで共に歩んできた協(xié)力會(huì)社をはじめとするパートナー企業(yè)は大切な「仲間」。大和ハウス工業(yè)がお客さまに提供する全ての商品は、パートナー企業(yè)の協(xié)力がなければ決して実現(xiàn)することはない。
協(xié)力會(huì)社との絆がより深まるきっかけとなったのは、1960年から稼働した堺工場だった。パイプハウスから鋼管構(gòu)造建築へと、建物が大型化していくさなかで建設(shè)された、延べ2萬2326㎡の工場。この工場が稼働するにあたり、協(xié)力會(huì)社であった鉄工所などに、生産體制に即応するため工場內(nèi)に入ってもらうことに。ところが、當(dāng)時(shí)の協(xié)力會(huì)社の経営體質(zhì)は決して強(qiáng)いとはいいがたいものだった。創(chuàng)業(yè)者?石橋信夫は、大和ハウス工業(yè)と協(xié)力會(huì)社が共存共栄で発展するためには、協(xié)力會(huì)社の経営基盤や體質(zhì)?人財(cái)が盤石であることが必要だと考えていた。
石橋は「協(xié)同組合をつくって信用を強(qiáng)化し、資金力を強(qiáng)めるとともに、互いに體質(zhì)を改善していったらどうだろう」と考える。そして1961年、協(xié)力會(huì)社による?yún)f(xié)同組合が誕生。この組合は1965年の大不況時(shí)には商工組合中央金庫から融資を受けるなど、協(xié)力會(huì)社の企業(yè)體質(zhì)の改善において大きな役割を果たすことに。堺工場內(nèi)にとどまらず、その後、東京、名古屋など全國の工場でも組合が認(rèn)可されていくことになる。
企業(yè)が発展していくためには、工場で働く人々の技能も向上していく必要がある。しかし協(xié)力會(huì)社では人材が不足しており、技能者を養(yǎng)成する必要があった。
そこで1962年、技能向上と技能者の定著、さらには優(yōu)秀な人材を集めることを目指し、堺工場內(nèi)に日本初となる「事業(yè)內(nèi)職業(yè)訓(xùn)練所」を発足。溶接工の養(yǎng)成を主力に、折からのプレハブ住宅の需要増加にともなって、プレハブ工の養(yǎng)成課程も設(shè)置。1963年には模範(fàn)的な職業(yè)訓(xùn)練所として大阪府知事より表彰を受け、1964年には労働大臣表彰を受けた。
現(xiàn)在、建設(shè)業(yè)界では人手不足が問題になっており、今後狀況はますます深刻になると考えられている。そのような狀況のもと、共に発展していくためには、協(xié)力會(huì)社とのさらなる強(qiáng)い信頼関係の構(gòu)築が不可欠になることは言うまでもない。
こうした協(xié)力會(huì)社との深い信頼関係があるからこそ可能となるのが大規(guī)模災(zāi)害時(shí)の対応。直近では、2024年1月1日に発生した能登半島地震での復(fù)舊復(fù)興支援である。
最大震度7を記録したこの地震では、石川県の輪島市や珠洲市、能登町などが大きな被害を受けた。多くの道路が土砂崩れや地盤の陥沒?隆起により通行不可能になり、支援物資の供給や資材の運(yùn)搬、復(fù)舊作業(yè)にあたる人流が滯り、被災(zāi)地の復(fù)舊?復(fù)興に時(shí)間を要することに。
そのような過酷な狀況の中、一日も早く被災(zāi)地に応急仮設(shè)住宅を?qū)盲堡毪郡幛摔稀f(xié)力會(huì)社の協(xié)力が不可欠だった。
「現(xiàn)場の條件が悪いからこそ、健康と安全が守られる働きやすい環(huán)境を」と、交替勤務(wù)を可能にするため協(xié)力會(huì)社に職人の派遣をお願(yuàn)いした結(jié)果、大和ハウス工業(yè)が擔(dān)當(dāng)する３つの現(xiàn)場に、全國からのべ約4,000人の職人が集結(jié)。現(xiàn)場では、避難所の方から「ありがとう」という聲をかけていただくことがあり、それを聞いた社員や職人からは「頑張りましょう！」と使命感あふれる聲があがった。
創(chuàng)業(yè)當(dāng)時(shí)から築き上げてきた深い信頼関係があるからこそ、協(xié)力會(huì)社は私たちに手を差し伸べてくださったのだろう。大和ハウス工業(yè)はこうした協(xié)力會(huì)社や取引先といったパートナー企業(yè)への感謝の気持ちを決して忘れることなく、信頼関係と絆を次の世代に受け継ぎ、互いに成長し続けていく。
