役員訓(xùn)話
大和ハウスグループにとっての
SDGsとは
取締役専務(wù)執(zhí)行役員
環(huán)境擔(dān)當(dāng) 土田 和人
2015年の國連サミットにて採択されたSDGsは、現(xiàn)在世界中で起こっているさまざまな問題の解決に向けて17の目標(biāo)を掲げています。SDGsは世界全體で目指す共通の目標(biāo)であり、我々大和ハウスグループも事業(yè)を通じてSDGsの実現(xiàn)に貢獻(xiàn)していきたいと考えています。
大和ハウス工業(yè)の歴史は社會課題解決の歴史とも言えます。創(chuàng)業(yè)者石橋信夫は「何をすれば儲かるかではなく、どんな事業(yè)が世の中のためになるかを考えて商品やサービスを開発せよ」と言いました。その言葉通り、創(chuàng)業(yè)商品パイプハウスに次いで発売したミゼットハウスは、ベビーブームの子どもたちの勉強部屋不足という社會課題から生まれた商品でした。
また、高齢化社會が大きな社會問題となるであろう將來を見據(jù)えて、1989年に「シルバーエイジ研究所」を設(shè)立し、これまでに5,000件を超える醫(yī)療介護(hù)施設(shè)を企畫、設(shè)計、建設(shè)してきました。さらに、2007年には地球環(huán)境問題に貢獻(xiàn)するため風(fēng)力発電事業(yè)に參入し、その後、太陽光発電所や水力発電所も建設(shè)するなど、再生可能エネルギーによる発電事業(yè)に力を入れています。
當(dāng)時はSDGsという言葉はありませんでしたが、當(dāng)社にとってのSDGsはこうした創(chuàng)業(yè)者精神そのものだと言え、今後もこれらを継承し、さらに進(jìn)化させていくことが重要と考えています。その一例として、當(dāng)社はSDGsのゴールの1つである「7.エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」への貢獻(xiàn)を見據(jù)え、2018年3月には國際イニシアティブ「RE100」に加盟し、2040年までにグループの使用電力を100%再生可能エネルギーで賄うことを目標(biāo)に掲げました。また、住宅や建築物については全國各地で再エネ100%の街づくりを進(jìn)めています。
ぜひ今回のフォーラムでは、參加者の皆さんが実現(xiàn)させたい未來とそのために何をなすべきなのかを議論していただきたいと思います。
ワークショップ2030SDGs
SDGsの考え方と、世界での広がりについて解説する赤塚氏
外部からファシリテーターを迎え、「ワークショップ2030SDGs」を行いました。「ワークショップ2030SDGs」は一般社団法人イマココラボさまが開発したカードゲームで、SDGsの17の目標(biāo)を達(dá)成するまでの、現(xiàn)在から2030年への道のりを疑似體験することができます。ファシリテーターはイマココラボ公認(rèn)ファシリテーターである赤塚丈彥氏が擔(dān)當(dāng)されました。
大和ハウス工業(yè)、フジタ、大和リースのグループ3社から集まった84名の參加者は、2つの「世界」に分かれて、3名程度を1チームとしてゲームに參加。各チームには「ゴール」を記したカードが配られ、各チームでゴール達(dá)成に向けワーキングを行いました。
自分たちのゴールにたどり著くために何が必要か、楽しみながらも真剣に検討する?yún)⒓诱撙郡痢J聞?wù)局(中央寫真)の前にはプロジェクトの達(dá)成を報告する列ができた
テーブルの上には完遂したプロジェクトのカードが。手詰まりになって頭をひねり合う參加者の姿も
ゲーム後には、達(dá)成できた理由やできなかった理由、ゲーム中にどんな気持ちの変化があったのかなどをチームごとに振り返り、発表しました。「他チームの狀況にも目を配り、協(xié)力することが必要。自分のチームだけでは達(dá)成できないと気付いた」「自分がどんな資源を持っていてどんなことを達(dá)成したいのかを周りに知らせるために、聲を上げることが大事だと感じた」という感想が述べられました。
達(dá)成できたチームもできなかったチームも、それぞれに気付きがあり、意識の変化があった
ファシリテーター 赤塚氏の解説
ゲームを通じて「世界のつながり」を體感してもらえたのではないかと思います。世界はつながっていて、誰もが起點になります。そして、目標(biāo)や狀況を「見える化」すれば、一人ひとりの行動を変えることができるのです。現(xiàn)実の世界でも自分の行動がプラスにもマイナスにも影響することを意識し、皆が目標(biāo)に向かって取り組むことが大切です。
「自分も起點になり得ると意識することが大切」と語る赤塚氏
ゲームを通じてそれぞれに何かを発見し、晴れやかな顔で記念寫真に納まった參加者たち
大和ハウスグループだからこそ
やってみたいこと
“2030年、あなたのつくりたい世界、つくりたい未來は?”“大和ハウスグループで何をしたい?”と赤塚氏が問い、參加者全員で意見交換を行ったのち、次のような意見が発表されました。
「食糧、電気、水などを自給自足できる地域がつくれていると良い」
「自分の欲がどのレベルで満たされるのかを知り、將來的には田舎で生活がしたい」
「ごみのない社會、環(huán)境への不安がない社會をつくりたい」
役員総評
フォーラムの最後には、株式會社フジタ 取締役常務(wù)執(zhí)行役員 空 道一、大和リース株式會社 上席執(zhí)行役員 山本 圭一、大和ハウス工業(yè)株式會社 上席執(zhí)行役員 南川 陽信より総評を発表。今回のフォーラムで得たことを個々が生かし、グループ一體となって成長していくこと、SDGs達(dá)成に貢獻(xiàn)していくことへの期待が語られました。
參加者の言葉
SDGsについて頭で勉強するのではなく、ゲームを通じて體感できました。自分の行動がいかに世界全體に影響を與えるかを知ることで、ゲームの前半と後半では大きく意識が変わったと感じます。この実感を忘れることなく、今後の仕事に生かしていきたいと思います。
大和リース株式會社
西日本構(gòu)造設(shè)計部 構(gòu)造設(shè)計三課
小林 康子
今回のワークショップでSDGsの本質(zhì)を理解できたと感じます。17の目標(biāo)の一つひとつを追いかけるよりも、社員同士で協(xié)力したり目標(biāo)を共有したりすることがいかに大切か実感しました。ZEBを推進(jìn)し、RE100やEP100に加盟する企業(yè)として、大和ハウス工業(yè)には業(yè)界を先導(dǎo)する使命があると思います。今後は所屬部署での情報共有や、自身の研究の意義をより意識しながら業(yè)務(wù)に臨みたいと思います。
大和ハウス工業(yè)株式會社
総合技術(shù)研究所 研究員
伊東 亜矢子


