ダイワハウスコンペティション告知ページ
![[第19回ダイワハウス コンペティション]審査委員より](images/judge_mainvisual.png)
20年後を見據(jù)えてつくる家とはどのようなものでしょうか。もしくは、20年後にあるべき理想の家とはどのようなものでしょうか。これが今回のテーマです。
20年。この長(zhǎng)さはさまざまな捉え方ができます。ひとりの人間が生まれてから成人するまでの長(zhǎng)さ、駆け出しの職人が一人前になるための長(zhǎng)さ、伊勢(shì)神宮の式年遷宮の長(zhǎng)さ。または、この20年の間にどんなことが起こったでしょうか。多くの自然災(zāi)害、パンデミック、AIなど畫期的に進(jìn)んだ技術(shù)、次世代をリードするスターの誕生。個(gè)人的な出來事も含め、予想できていたこと、できていなかったことがあるのが20年という長(zhǎng)さであり、どうなっているだろうと考えを巡らすことのできる未來といえると思います。
では、あなたなりの20年後を捉えて、こうあったらいいと思う未來への道筋を想像してみると、どんな家ができるでしょうか。20年後は、家の背後にある社會(huì)も、建築のつくり方も劇的に変化して、こんな技術(shù)やコミュニケーションがあったらいいと思うことが葉っているかもしれません。もしくは、今面白いと思っていることがそうではなくなっていたり、逆に今密かに仕込んでおいたものが20年をかけて価値をもつ何かになるかもしれません。そんな20年という時(shí)間に想像の翼を広げて、20年後を想定できるシチュエーションを設(shè)定した、未來への希望のある家の提案を求めます。その提案は、20年後につくる家でもよいし、20年後へ向けて今つくる家でもよいです。敷地は架空でもリアルでも自由です。戸建て住宅や集合住宅、併用住宅、リノベーションなど、1戸でも複數(shù)単位でも形式やプログラムは問いませんが、ひとつの家として必要な空間を提案してください。行き詰まりになったものを乗り越えるような、これからにふさわしい家の提案を期待します。
座談會(huì)風(fēng)景。左から、平田氏、青木氏、堀部氏、小堀氏、八田氏（手前は司會(huì)）。
建築家 AS
みなさんの話の通り、現(xiàn)在、住宅を取り巻く環(huán)境には複雑な問題が絡(luò)み合っているので、これからの家の設(shè)計(jì)では、いろいろなことを考えなくてはならないと思います。ひとつは八田さんがおっしゃった災(zāi)害の問題です。建築をつくる者として感慨深いものを感じます。そのほか、エネルギー、サステナブル、家族、コミュニティ、AIの進(jìn)化など、あまりに多くの問題が家に集約されています。だからコンペとしてどれをテーマにすればいいのか、どれも重要過ぎてわからなくなってしまうということを毎年感じます。小堀さんがおっしゃった、住宅とは何だろうかということももう一度考えたほうがよいかもしれませんが、テーマが大きすぎてストレートに考えても解けない問題だと思うので、抽象化するというのはどうでしょうか。抽象化のひとつの方法にSF的な視點(diǎn)で考えるというのがあると思います。つまりこうあったらいいと思う未來への道筋を想像してみるということです。そこで、20年後の未來において、家はどうなっているのだろうかということをテーマにすれば、意外と考えやすいのではないかと思います。ただし「20年後の家」ではなく「家の20年後」という視點(diǎn)で考えてほしいのです。20年後の家のデザインをするというより、家がどうなっているのかを考えると、自分なりのテーマが見つかるのではないでしょうか。実家暮らしの學(xué)生や、ひとり暮らしやふたりで住んでいる人が、20年後相変わらずひとりで暮らしているのか、あるいは仲間と暮らしているのか、子供がいる生活なのかなど、いろいろなことを想像しやすいスパンが20年ではないかと思います。
建築家 堀部安嗣建築設(shè)計(jì)事務(wù)所
放送大學(xué)教授
今だけを考えるのではなく、20年後の社會(huì)や身の回りがどうなっているかを考えることは必要です。
僕は20年後にこうであったらいいと思う家を設(shè)計(jì)してほしいです。20年後の理想の家です。ただ、20年後を想像する際に、考えに責(zé)任を持つということが重要です。家という建築の20年先のビジョンに責(zé)任を持ってほしいし、自分のアイデアを20年後に見返した時(shí)に、後悔しないということも視野に入れてほしいです。
建築家 平田晃久建築設(shè)計(jì)事務(wù)所
京都大學(xué)教授
今ある技術(shù)的な問題の解決がひと通り出盡くして、限界を乗り越えることを前提として20年後を考えないといけないということですね。20年というのはそのぐらいの時(shí)間のスパンなのでしょう。今の延長(zhǎng)で提案するのではなく、そういうことが出盡くしたり、行き詰まりになったものを乗り越えるような、驚きのあるアイデアを考えることは可能なのではないかと思います。
個(gè)人的には20年後も改めて驚けるような何かがほしいと思います。よく考えてみると何かがすごい、面白いと思えるようなものを素直に考えてほしいと思います。若いみなさんが、このテーマをどのように捉えたかを知りたいです。
建築家 小堀哲夫建築設(shè)計(jì)事務(wù)所
法政大學(xué)教授
私はたとえば家とは何だろうかという本質(zhì)的なことを聞いてみたいと思います。
現(xiàn)在の複雑な社會(huì)を考える時(shí)に課題がたくさんありすぎるのですが、20年後というのはそれぞれの課題について今とは異なる捉え方をしているはずで、それを考えるのも面白いと思います。
20年間で起こり得るさまざまな事象を想像すると、テーマを絞るのは難しいかもしれませんが、ポジティブに捉えてほしいと思います。20年後という未來への想像力が必要ですが、われわれの視點(diǎn)や設(shè)計(jì)方法が変わらなければならないようなインパクトのある妄想を期待しています。
大和ハウス工業(yè) 執(zhí)行役員
最新の技術(shù)は目まぐるしいスピードで進(jìn)みますが、人の思いや、家のかたちはあまり変わらないので、20年というスパンの捉え方もさまざまにあると思います。
20年という時(shí)間の中では、予想できない災(zāi)害や感染癥などいろいろな困難に出會(huì)うと思いますが、それを乗り越えた明るい夢(mèng)が持てる未來を描いてほしいと思います。
株式會(huì)社 新建築社
ダイワハウスコンペティション事務(wù)局
9時(shí)30分～17時(shí)30分（月～金、祝日は除く）
