大和ハウス工業(yè)株式會社
~長年にわたる「吉野山桜保全活動」が評価~
令和5年度「きれいな奈良県づくり功労賞」を受賞しました
奈良県が主催する令和5年度「きれいな奈良県づくり功労賞(※)」の「景観づくり」部門において、當(dāng)社が取り組む「吉野山桜保全活動」が受賞し、2024年1月29日に表彰式が行われました。
※.2016年より奈良県で実施。きれいな奈良県づくりを目指し、行動計(jì)畫の推進(jìn)に貢獻(xiàn)している団體?事業(yè)者、個(gè)人を表彰するもの。

【「吉野山桜保全活動」について】
「吉野山桜保全活動」は、2008年から地域の皆さまと共に始めた取り組みで、2010年5月からは、グループ従業(yè)員やOB?その家族がボランティアとして公益財(cái)団法人吉野山保勝會とともに、サクランボ拾い、苗の育成、土壌の改良、植樹、下草刈り等、年6回の桜保全活動も実施しています。また、桜の苗木を育成する畑「桜育成園」を吉野山保勝會と協(xié)働で設(shè)置し、吉野に古くからあるシロヤマザクラの種を山中の母種から拾い、約5年費(fèi)やして育成した苗木を山に還す活動を行っています。

【吉野山と當(dāng)社の関係】
世界遺産に登録されている吉野山は、桜の聖地でもあり、吉野山の桜の歴史は約1300年前にまで遡ります。2008年に吉野山保勝會より「吉野山に咲いているシロヤマザクラ(吉野山に群生している野生種)が危機(jī)的狀況にある」と支援要請を受け、吉野山と當(dāng)社の関係が始まりました。當(dāng)社の創(chuàng)業(yè)者は奈良県吉野郡の出身であり、なによりも自然を愛し、和の精神?和の文化をこよなく愛していました。日本が大切にしてきた「和の精神」を象徴する桜を未來へ繋ぐことは、「和」の心を尊ぶ創(chuàng)業(yè)者の意志を継承し、共創(chuàng)共生の基本精神を體現(xiàn)することに繋がると考え、「吉野山桜保全活動」を続けています。

●表彰式後、エンゲージメント推進(jìn)部へインタビューしました。
Q.1 これまでの活動で印象に殘っているものを教えてください。
A.1 私たちは共創(chuàng)共生の精神に基づき、従業(yè)員のボランティアスタッフや地域住民と共に、吉野山に群生しているシロヤマザクラから、種を拾い、約5年という月日をかけて、1本1本丁寧に苗木を育てています。
2015年の創(chuàng)業(yè)60周年の節(jié)目には、樋口名譽(yù)顧問(當(dāng)時(shí)會長)と吉野町長が第一號となる苗木を植樹しました。
また、土壌改良を行ったエリアに植樹した桜が吉野山の他の桜よりも立派に育つなど、自然が私たちの活動に応えてくれているのを肌で感じています。

Q.2 この活動を続けることで社會に貢獻(xiàn)できることは何ですか?
A.2 吉野の桜は観賞用としてだけではなく、山岳信仰に端を発した修験道において「信仰の桜」として1300年の歴史を紡いできました。
この桜を次代に繋いでいくことは日本が大切にしてきた文化?歴史?伝統(tǒng)を繋いでいくことにもなります。また、環(huán)境の観點(diǎn)からも、桜や森林を保全していくことは重要であると考えます。

Q.3 長年続けてきた活動を通じて得た成果や、參加者?地域住民からの聲を教えてください。
A.3 吉野山保勝會の聲掛けがきっかけとなり、樹木醫(yī)(桜守)や當(dāng)社ボランティアとの三位一體による持続可能な活動になったことで、桜の苗木育成についても試行錯(cuò)誤を繰り返して安定的な育成サイクルを確立することができました。
また、當(dāng)社が吉野山保勝會と協(xié)働で活動している太閤花見塚エリアでは、桜を取り巻く環(huán)境(土づくり)の改善を行っています。その結(jié)果、本來の山に近い狀態(tài)である、生物多様性が保全された環(huán)境をつくることができ、桜の樹勢の改善も見られています。

參加者からは「この活動に參加するようになって、桜に対する愛おしさが増してきました。」「吉野の桜が危機(jī)的な狀況にあることを知ってからこの活動に參加し始めて、少しでも役に立っていると思うと、とても充実した気持ちになります。」という聲が多數(shù)屆いています。また、地域住民からも「大和ハウス工業(yè)と一緒に活動することで知識も身に付き、新しい取り組みも考えるようになりました。これからも日本一、世界一の桜を目指します。」という聲をいただいています。

Q.4 活動の今後の予定や取り組みたいことを教えてください。
A.4 試験エリアでの取り組みの成果を踏まえて、他のエリアにも土壌改善を拡大し、山全體の土壌と桜の改善を行っていきます。
桜が咲く5日間のために360日頑張っている桜守や地域住民もいるため、この活動に興味を持って參加していただける方を増やし、當(dāng)社の支援だけでは難しい部分についても、協(xié)働で取り組んでいきたいと考えています。
今後も活動を支援してくださる皆さまとともに、 桜を次代につなげていくことで、 日本が誇るべき文化や伝統(tǒng)を未來につなげていけるよう活動していきます。








