CASE1
ノーリツキッズパーク
わくわくすまいる保育園（兵庫県明石市）
「いつも近くにいる」という安心を親と子に提供する企業(yè)主導(dǎo)型保育園。
| 建設(shè)地 | 兵庫県明石市 |
|---|---|
| 建物用途 | 企業(yè)主導(dǎo)型保育事業(yè) |
| 定員 | 19名 |
| 敷地面積 | 743.55m²（224.92坪） |
| 延床面積 | 198.51m²（60.05坪） |
| 竣工 | 平成29年6月 |
| 建物概要 | 平屋造 |
社員の“育児と仕事の両立”を支援する保育園。
給湯設(shè)備を中心に、多種多様な住宅設(shè)備機(jī)器を社會に提案されている株式會社ノーリツ様。同社では、仕事と生活の調(diào)和（ワークライフ?バランス）の実現(xiàn)を目指し、“社員が自分らしく活き活きと働く環(huán)境づくり”のため、諸制度の導(dǎo)入など、さまざまな取り組みを進(jìn)めておられます。
その一環(huán)として、グループ社員とその家族の“育児と仕事の両立”を支援すべく、明石本社工場內(nèi)に企業(yè)主導(dǎo)型保育事業(yè)所「ノーリツキッズパーク わくわくすまいる保育園」を開設(shè)。2017年7月より運(yùn)営を開始されました。企業(yè)主導(dǎo)型保育事業(yè)とは、企業(yè)のニーズに応じた設(shè)置?運(yùn)営のために、內(nèi)閣府が2016年に創(chuàng)設(shè)した支援事業(yè)『企業(yè)主導(dǎo)型保育事業(yè)』による“企業(yè)による社員のための保育施設(shè)”。 グループの複數(shù)の企業(yè)や近隣住民が共同で利用することが可能で、働き方に応じた多様で柔軟な保育サービスが提供できることが大きな特徴です。
ノーリツ様では、毎年多くの社員が産前産後休業(yè)や育児休業(yè)を取得の上復(fù)職しておられますが、なかには子どもの預(yù)け先が見つからず、育児休業(yè)の延長や退職につながるケースもあったといいます。今回の保育施設(shè)の開設(shè)は、企業(yè)の“継続的な人材確?！?、社員の“出産後の早期復(fù)帰?継続したキャリア形成”をサポートする事業(yè)。ノーリツ様が施設(shè)を設(shè)置、グループ企業(yè)である特例子會社エスコアハーツ様が運(yùn)営し、保育事業(yè)は外部委託を行う事業(yè)スタイルとなっています。
施設(shè)計(jì)畫にあたっては、これまで全國に広がる同社のショールームや営業(yè)所、グループ企業(yè)の生産施設(shè)を手がけてきた実績から、大和ハウス工業(yè)へご相談いただきました。行政への設(shè)置申請の段階からサポートさせていただき、設(shè)計(jì)にあたっては、社內(nèi)におけるさまざまな視點(diǎn)からの意見を參考に、子どもたちが落ち著いて安全に過ごせるよう“住まいのような雰囲気の保育園”をテーマにプランニング。また、細(xì)部の仕上げは安全?安心に十分に配慮しています。
現(xiàn)在、「ノーリツキッズパーク わくわくすまいる保育園」は、明石本社工場とその周辺で働くノーリツグループ內(nèi)の法人利用契約を結(jié)んだ4社?約4,000名の社員が対象。7月の開園當(dāng)初から、多くの園児が利用しています。お父さんお母さんはもちろん、お子様にとって「いつも近くにいる」という安心が大きな魅力となり、今後も多くの利用者の支持を集めることでしょう。
明るく広々とした保育室は、柱がなく部屋のどこからでも全體が見渡せます。床暖房の完備で冬場の底冷えを抑えるなど、園児の健康面に気を配っています。また、園児それぞれの持ち物や遊具などをしまう中央の収納家具は、可動式で年齢別の保育室のゾーン分けに活用されます。
洗面室には、園児に合わせたサイズの便器と洗面臺を設(shè)置。見學(xué)者の多くが感心されるアイテムです。
保護(hù)者や保育士の利便性を考慮し、玄関脇には授乳室やバギー置き場を設(shè)置。
柔らかな床材、指詰め防止のクッションをつけた扉、段差のない室內(nèi)、角に丸みを持たせた壁や柱、子どもの手が屆かない高さに設(shè)置したコンセント、ベビーカーのため少しの段差にも対応したスロープなど、安全?安心に配慮した仕様が、さまざまな箇所に採用されています。
木のぬくもりを感じさせる各部屋の案內(nèi)板は、社員の手づくりです。
送り迎えのお母さんが他人の視線を気にせずにしゃがめるよう、下部を曇りガラス仕様にした玄関扉。
気軽に屋外の気分が楽しめるテラスは、小さな園児たちにも人気の場所。園庭には、自由に歩き回れる年齢の園児たちに向けに、遊具が備え付けられています。
「働く環(huán)境を整える」ための施設(shè)が実現(xiàn)しました。
株式會社エスコアハーツ 事業(yè)推進(jìn)部 河野 隆司様
雇用維持による労働力の確保のため、育児休暇中の社員の早期復(fù)帰は、私たちにとって重要な課題でした。社內(nèi)でも「社內(nèi)保育園がほしい」という聲が以前からあり、どのような形で事業(yè)化しようかと検討を続けてきました。
この事業(yè)は、収益よりも社員の「働く環(huán)境を整える」ことが主な目的です。そんな折、內(nèi)閣府の「子ども?子育て支援新制度」の一環(huán)として、昨年4月に創(chuàng)設(shè)された「企業(yè)主導(dǎo)型保育事業(yè)」が大きなきっかけとなり、自社で保育施設(shè)を運(yùn)営するという計(jì)畫に至りました。
當(dāng)社にとっても初めての事業(yè)で、試行錯(cuò)誤の連続でしたが、運(yùn)営面においては保育事業(yè)に実績のある外部委託會社、施設(shè)づくりにおいてはさまざまな用途の建物建設(shè)に豊富な実績を持つ大和ハウス工業(yè)さんにサポートいただき、無事開設(shè)することができました。
特に建物については、感心するところが數(shù)多くありました。安全性に配慮した仕様、保育室の広々とした空間設(shè)計(jì)、交差汚染を防ぐ動線設(shè)計(jì)など、醫(yī)療?介護(hù)施設(shè)や食品施設(shè)をはじめ、さまざまな建物を手がけてこられた大和ハウス工業(yè)さんならではのノウハウが隨所に生かされています。
構(gòu)內(nèi)の移動だけで子どもの送り迎えができ、何かあった際も內(nèi)線で確実に親と連絡(luò)がつく點(diǎn)も、利用する社員には好評です。いま、園內(nèi)は子どもの笑顔であふれています。年度の代わる4月からは、新たに利用する子どもたちが増え、一層にぎやかになるでしょう。
