醫療?介護の両輪で高齢者をサポート。毎日、安心感を持って健やかに暮らしてもらいたいですね。

気兼ねなく自由に過ごせるプライベートな空間

今から50年以上前、醫療サービスの提供から事業をスタートした私どもは、高齢社會の到來とともに、醫療だけでなく介護サービスによる高齢者支援の必要性を感じ、現在は醫療?介護の両輪で高齢者をサポートしております。

ここ數年は、さらなるサービスの拡充を図るべく、高齢者の住まいの運営を検討していました。というのも、昨今の住宅事情やライフスタイルの変化などを背景に、高齢の入院患者様が退院後、ご家族と同居することが困難であるケースを多數お見受けし、「高齢者が安心して穏やかに暮らせる居場所を提供したい」という思いを抱いていたからです。

老人ホームもその役割を擔う施設の一つであることは間違いないのですが、老人ホームの居室は個室もあるものの、やはり多床室（相部屋）が多く、ひとりの時間、プライベートな空間を大切にされる方には、高齢者住宅が適していると考えたのです。
しかしながら、私たち病院が自ら賃貸住宅事業を行うには、専門的なノウハウがありません。一體どうしたものかと、思案に暮れていたのです。

3者のノウハウを余すことなく結集した事業スキーム

そんな折、大和ハウスさんと日本住宅流通（現　大和ハウスリアルエステート）さんが、安心感と快適性を兼ね備えた當施設の開設を検討されていることを聞き、今回のプロジェクトの始動に至りました。
私どもの専門分野である醫療?介護サービスの提供と、大和ハウスさんの高齢者向け住宅建設の実績、日本住宅流通（現　大和ハウスリアルエステート）さんの賃貸住宅の管理?運営ノウハウという、まさに三位一體による“高齢者にとって安心して暮らせる”住環境が実現できました。多くの方が安心して年齢を重ねられる環境になったのではないかと思っています。
施設の建設?管理運営を、その道のプロである大和ハウスグループにお任せしたことで、より質の高い住宅の建設はもちろんのこと、初期投資の軽減も図れ、今回の事案に醫療?介護サービスの面で參畫できたことに、大変満足しております。