先日、Amazon社員から受けたスマートホーム無料コンサルテーションですが、
そのときにオススメされたのが、eero(イーロ)社のWi-Fiネットワーク(英語ページ)でした。
導(dǎo)入のきっかけになった悩み
スマートホーム化をシームレスに実現(xiàn)するには、その基盤であるWi-Fiネットワークを強化しないといけないと學(xué)んでいました。例えば、カバレッジエリア(電波の屆く範(fàn)囲)が狹いWi-Fiルーターでは、家の外に設(shè)置してあるスマートカメラにはエリアが屆かず思ったように機(jī)能しないなどのリスクがあります。アメリカでは家庭用Wi-FiはコムキャストやAT&Tなどのケーブル會社が提供していることが多く、庭の木の上などにルーターを取り付ける工事をします。
今回、eeroを?qū)毪筏郡盲堡稀?つの悩みがあったからです。
- 1) Wi-Fiルーターの設(shè)置場所から離れれば離れるほど、Wi-Fiがつながりにくい
- 2) 子どもがiPadを見すぎること
2つ目の悩みについては、YouTube Kidsなどのアプリを消去することでは根本的な問題の解決にならないと感じていました。
家の中のWi-Fi通信エリアを網(wǎng)のように広げる
今回購入したのは、eeroルーター1つとビーコン2つがセットになっている一番スタンダードな商品です(英語ページ)。ビーコンを家の端(玄関や庭先など)に設(shè)置することで、eero社のメッシュWi-Fiが隈なくカバーしてくれる、というわけです。
eero社が開発したTrueMeshテクノロジーは、網(wǎng)のようにWi-Fiカバレッジを広げる技術(shù)です。通常のWi-Fiは、一つの起點から一方向にしか飛ばないのですが、TrueMeshテクノロジーを使うと、色々な方向に飛ばすことが出來ます。そのため、ビーコンとeeroルーターの間に壁があっても、例えばペットがビーコンの一つを落としてしまっても、常に最適なWi-Fiカバレッジを?qū)g現(xiàn)できるというものです。

図:TrueMeshテクノロジーのイメージ
実際に屆いた箱はこんな感じです。

箱を開封したところ。

eeroルーターの外観。
これがeeroルーターです。ケーブルも一緒についてくるので、既に家にあるモデムにこのeeroルーターを差し込めば設(shè)置完了です。
eeroWi-Fiの便利なところは、アプリと連動していることです。アプリをインストールすると、eeroルーターとビーコンの設(shè)定は、このアプリを通して簡単に行えるというわけです。
アプリを立ち上げると『なるべく家の中央にeeroルーターを設(shè)置してください』という內(nèi)容の畫面が表示されます。 家のレイアウトを変更すると、どこに設(shè)置すべきかを的確に教えてくれます。ルーターを設(shè)置後、ビーコンを好きなコンセントにプラグインすると、アプリ側(cè)が設(shè)定してくれます。

eeroビーコンをコンセントのプラグに差し込んたところ。
これはeeroビーコンの寫真です。設(shè)定が完了すると自動的にライトがつきます。夜間のライトの役目も果たすため、とても便利です。
このアプリですが、リアルタイムでWi-Fiにつながっているデバイスの利用狀況を可視化できるだけでなく、デバイスごとにWi-Fiの接続もコントロールできるのです。
子どものiPadをアプリ畫面から選んで、Internet Breakする、を選べばWi-Fiがつながらなくなります。
この機(jī)能は最近のApple社やGoogle社が発表した機(jī)能とも似ています (Screen Time機(jī)能) 。健康的なオンラインとオフラインのバランスを保つためにも、スマートフォンメーカーやWi-Fi提供會社が、インターネットを使いすぎているよ、と教えてくれるようになるのは良いことだと思います。
eero社のその他の特典としては、セキュリティチェックを徹底して行ってくれること、ソフトウェアアップデートを自動で行ってくれるため常に最新の狀態(tài)でいられることなどが挙げられます。
まずはネットワーク基盤を整えること
スマートホームの様々なデバイス導(dǎo)入を通して私が學(xué)んだことは、その基礎(chǔ)となるネットワークをどう構(gòu)築するか、でした。実際にAmazon社は今年5月にオープンしたエクスペリエンスセンターで、Wi-Fiが既に組み込まれたモデルルームを全米に展開しています。
無數(shù)に存在するスマートホームデバイスの購入から入るより、まずネットワーク基盤を整えて、それに合う形でデバイス購入をする方が無駄がないと感じました。

※イメージ

パロアルトインサイトCEO?AIビジネスデザイナー
石角友愛さん Tomoe Ishizumi
パロアルトインサイトCEO 兼 AIビジネスデザイナー。
2010年にハーバードビジネススクールでMBAを取得したのち、シリコンバレーのGoogle本社で多數(shù)のAIプロジェクトをリードする。後にHRテックベンチャーの立ち上げや流通系A(chǔ)Iベンチャーを経て2017年パロアルトインサイトを起業(yè)。日本企業(yè)に対してシリコンバレー発のAI戦略提案からAI実裝まで一貫した支援を提供する。新著に「いまこそ知りたいAIビジネス」(ディスカヴァー?トゥエンティワン)があり、プログラミング教育、ギフテッド教育、留學(xué)などについての出版も5冊あり。
現(xiàn)在、AI&ビジネス、シリコンバレーとIT企業(yè)、新しい働き方、女性の社會進(jìn)出論などでの言論活動を積極的に行う。毎日新聞「経済観測」コラムニストであり、日経クロストレンドコメンテーター、日経xwoman(クロスウーマン)アンバサダー、NewsPicksのプロピッカーなども務(wù)め、ビジネスインサイダージャパンとマネー現(xiàn)代で寄稿連載中。
※2018年8月現(xiàn)在の情報となります。