國土交通省は、現(xiàn)在、今後の経済成長と國民生活を支えていく「持続可能な」を構(gòu)築するため、「総合物流施策大綱（2017年度～2020年度）」（平成29年7月閣議決定）に基づき、物流の生産性向上に向け、「繋がる」「見える」など6つの視點で、物流に関する施策を推進(jìn)していますが、より一層の進(jìn)展と関係者の連攜?協(xié)働を促すことを目的に、2019年2月19日、東京大手町にてシンポジウムを開催しました。

本シンポジウムでは、「持続可能な」とは何か、関係者の連攜?協(xié)働に向けてどのように取り組めばよいのか、荷主、物流事業(yè)者間におけるデータ?システム仕様及びパレット仕様?shù)趣违妤衰氓去愆`ドの標(biāo)準(zhǔn)化による物流の効率化をどのように実踐していくのか、具體的な事例を交えながら、関係會社の様々な取り組みや、國土交通省のこれらの施策などが幅広く紹介されました。
昨今の物流施策に関する高い注目を象徴するかのように、シンポジウムには、定員をはるかに超える來場希望者があり、満席の狀態(tài)で行われました。

シンポジウム概要

生産性向上に向けた標(biāo)準(zhǔn)化の推進(jìn)

まず、大塚高司 國土交通副大臣による開會ご挨拶のあと、矢野裕児流通経済大學(xué)教授による「企業(yè)連攜による生産性向上に向けた取組」と題した基調(diào)講演が行われました。
その中で、本當(dāng)の物流改革のためには、「共有化」「標(biāo)準(zhǔn)化」「連攜」が不可欠であり、個社単位で行える「単純な取り組み施策」から「物流における業(yè)務(wù)改善」、「企業(yè)戦略レベルでの見直し」、そして「企業(yè)間の連攜のもとで取り組むこと」まで段階を追って進(jìn)めていくことが重要であり、そこまでいくと効果が大きくなることを紹介いただきました。
次に、「物流の生産性向上を目指して」と題して、山田輝希 國土交通省総合政策局物流政策課長からのご講演がありました。
2017年7月に閣議決定された「総合物流施策大綱」にある「物流の生産性向上に向けた6つの視點」から、特に「繋がる」に関する施策を中心に、「連攜?協(xié)働を円滑化するための環(huán)境整備」「物流総合効率化法による物流効率化事業(yè)の支援」、さらに2018年11月に設(shè)置された國土交通省の「共同物流等の促進(jìn)に向けた研究會」についても紹介されました。
そして「物流の透明化?効率化とそれを通じた働き方改革の実現(xiàn)」について、モノの動きと商品情報を見える化し、企業(yè)?業(yè)界の垣根を越えてデータを蓄積?解析?共有する「物流?商流データプラットフォームを構(gòu)築し、トラック積載率の向上や再配達(dá)の削減等を?qū)g現(xiàn)する「スマート物流サービス」の構(gòu)築など、新技術(shù)（IoT、BD、AI等）の活用による「物流革命」の推進(jìn)についての紹介がありました。
第一部の最後には、大野幸雄 日本アプライドリサーチ研究所代表取締役社長より、物流標(biāo)準(zhǔn)化の具體事例の紹介がありました。

第2部では、矢野裕児 流通経済大學(xué)教授をモデレーターにして、4社の物流標(biāo)準(zhǔn)化に向けた取り組み、「レンタルパレット共同利用への取り組み」「EDIシステムの活用による流通取引情報の標(biāo)準(zhǔn)化」「ダンボールモジュール化の取り組み」「リードタイムの工夫によるASN（Advanced Shipping Notice）を活用した検品レスへの取り組み」が発表されました。

現(xiàn)在、物流に関する人材不足、労働環(huán)境改善、そして物流生産性の向上によるサービス品質(zhì)の向上という課題は、あらゆる企業(yè)にとっての大きな課題となっており、企業(yè)価値の向上に直結(jié)する問題でもあります。標(biāo)準(zhǔn)化、共有化、そして業(yè)種を超えた連攜は、物流生産性の向上には欠かせない課題であり、より一層の進(jìn)展が求められています。