専門家との連攜やデータを用いた調査で、的確に問題を解決

4人兄弟の代表として、二次相続対策と土地活用を模索されていたオーナーご子息のIさま。古くからのご友人だった不動産業者さまからのご紹介で、大和ハウスにもお聲掛けいただき、今回のプロジェクトが始まりました。

ご相談を受けた営業擔當の橫沢は、當社獨自の総合サポートシステム「PDBシステム」^※を用いて、各分野の専門家と連攜しながら、資産対策の企畫立案?運営および継承までをシミュレーション。稅額の圧縮効果を得るためには、どのくらいの投資が必要かを算出しました。

次に、市場データを活用して、計畫エリアの入居者ニーズを分析し、他社との差異化が図れる新たな需要を発掘。そして、Iさまの「よりよいものにしたい」とのご意向と事業の採算性、稅務効果をトータルで検討した結果、「これしかない」と自信を持ってご提案できるプランが完成しました。

（※）PDBシステム：Personal Data Base Systemの略稱。土地オーナーさまの健全な資産継承のために大和ハウスが獨自に開発したシステム。グループ會社や各分野の専門家と連攜し、相続を含む資産対策の企畫?立案?事業運営?継承を総合的にサポートします。

オーナーさまの強い想いを反映し、ZEH-M仕様の災害に強い賃貸住宅に。

橫沢がご提案したのは、ZEH-M^※仕様の賃貸住宅 。Iさまは地域貢獻についても強い想いをお持ちで、災害時には緊急インフラとして機能する工夫も求めていらっしゃいました。太陽光発電やリチウムイオン蓄電システム、高斷熱性能、高品質な空調システム、EVコンセントを備えることで災害時に強く、さらに分譲マンションレベルのハイグレードな住環境を実現したこの賃貸住宅は、 Iさまのご要望にぴったりでした。

提案までのスピードや周辺環境への配慮、補助金申請まで視野に入れた工程計畫のご提案など、あらゆる部分で競合他社と差異化を図ることで、大和ハウスを選んでいただきました。Iさまの想いも反映させたハイグレードな設備をご紹介します。

（※）ZEH-M（ゼッチ?マンション）：Net Zero Energy House Mansion（ネット?ゼロ?エネルギー?ハウス?マンション）の略稱。ZEH（ネット?ゼロ?エネルギー?ハウス）の集合住宅版が「ZEH-M」です。室內環境の快適性と省エネの両立を実現し、年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロにすることを目指します。國の補助事業が実施される場合、ZEH-M普及?推進における國の補助金申請を行えます。これを活用することで、建築費用の負擔軽減が期待できます。

お引き渡し後も続いていくオーナーさまとの関係。

ZEH-M仕様でIさまの想いに応えた今回の賃貸住宅。ハイグレードな設備の數々がご入居者の満足度を高め、お引渡しから現在まで満室を維持しています。

もともとは農地でしたが、人が住まうことで活気が生まれ、地域の雰囲気が明るくなったとのこと。地域への貢獻も重視されていたIさまからは、感謝のお聲をいただくことができました。竣工後も災害時のインフラ機能を強化するため、貯水タンク増設のご相談をいただくなど、Iさまとの良好な関係は現在も続いています。