UEMACHI DAICHI

外観完成予想図
大阪都心の高臺、上町臺地にあり、
天王寺區內の第二種中高層住居専用地域。
用途地域で指定されている12の地域のうち、住居専用地域は、
「第一種低層住居専用地域」「第二種低層住居専用地域」
「第一種中高層住居専用地域」「第二種中高層住居専用地域」の4つで、
主に住宅の良好な住環境を守るために指定された地域を示しています。
「プレミスト天王寺 五條」の計畫地である松ケ鼻町は、北山町や真法院町といった地域とともに、
第二種中高層住居専用地域に指定されており、都市環境の維持が図られています。

航空寫真※出典:國土地理院ウェブサイト
※掲載の航空寫真は、國土地理院ウェブサイト出典畫像にCG処理を施したものです。
Uemachidaichi
悠久の歴史を継承する上町臺地。
かつての上町臺地は海に突き出す半島であり、東側には河內灣が広がり、西側は難波津と呼ばれ、この上町臺地以外の場所は海であったと記されています。5世紀頃になると、河川による沖積作用で陸化が進み、河內灣は河內湖という干潟となり、上町臺地では人々の生活が営まれきました。古くは聖徳太子の建立と伝わる四天王寺や、飛鳥?奈良時代の宮殿、難波宮が設けられ、安土桃山時代には豊臣秀吉によって大阪城が築かれるなど、上町臺地は、大阪の樞要な地として発展してきた悠久の歴史を誇っています。
出典/趙哲済?松田順一郎(2003)「河內平野の古地理図」
日本第四紀學會2003年大阪大會実行委員會編
『大阪100萬年の自然と人のくらし』

「上町臺地」の変遷「河內灣Ⅰ」の時代(約5,500年前)

上町臺地高低差概念図