【令和版】あなたの地震対策レベルはどれくらい？防災(zāi)知識クイズにチャレンジ！

答えはA

家具を配置する際のポイントは？

家具の配置にはいくつかポイントがあります。まず、地震で家具が倒れて出入り口をふさぐ配置はNG。閉じ込められる危険性が高まります。また、背後から家具が倒れてくるような配置も危険です。例えば、キッチンで食器を洗っているときに地震が発生した場合、背後に設(shè)置された食器棚が倒れてきて、大きなケガをする危険性があります。冷蔵庫などの大型家電も出入り口の近くに置くと避難経路をふさいでしまう恐れがあるので要注意！また、寢室では本棚やタンスなどの背の高い家具をベッドのそばに置くと、就寢中に倒れてくる危険性があります。

家具の固定方法を見直しましょう

配置だけでなく、家具の固定方法にも注意が必要です。まず、しっかりと固定できる強(qiáng)度のある壁かを確認(rèn)。そして、適切なビスを選びしっかりと固定します。突っ張り棒を使って固定している場合、耐荷重や設(shè)置位置が正しくないと効果を発揮しません。家具の天板と天井の間が空きすぎている 、本來は壁の近くに設(shè)置 すべきところ、家具の中央や手前側(cè)に設(shè)置すると、家具が倒れてくる可能性があります。

私がおすすめしたいのは、家具と天井の間に段ボール箱を隙間なく置いて「面」で支える方法です。実験では震度6強(qiáng)の地震でも家具は倒れませんでした。見た目が気になるなら、オシャレな収納ボックスを利用したり、マスキングテープなどで裝飾したりするといいですよ！

家具?冷蔵庫は扉開き防止対策も行いましょう

また、家具を固定するだけでは十分な対策とはいえません。固定すると中身が飛び出しやすくなります。冷蔵庫のように扉に収納がある場合は、勢いよく開いて頭や顔を直撃すると大きなケガをするリスクも。扉にＳ字フックやストッパーを付けて、中身の飛び出し防止対策も忘れずに行いましょう。

答えはB

火災(zāi)保険と地震保険はセットで加入！

火災(zāi)保険は、火事や水害による被害を補(bǔ)償してくれる保険であり、地震や津波による被害は補(bǔ)償の対象外。地震や津波による被害に備えるためには、別途『地震保険』への加入が必要です。地震が原因で火事が起きた場合も、実は火災(zāi)保険ではなく地震保険の対象となります。地震保険は単獨(dú)で加入できず、火災(zāi)保険とセットで加入する必要があります。まずは火災(zāi)保険に加入し、その付帯契約として地震保険に加入しましょう。

マンションの場合、保険は必要？

外壁やバルコニー、エントランスなど共用部分の保険は、マンション全體で加入しているケースが多いのですが、室內(nèi)の內(nèi)裝や設(shè)備、家財(cái)などについては個人で加入する必要があるので要注意！「わが家に高価なものはないから大丈夫」という聲をよく耳にしますが、家電?家具?寢具?食器など、生活必需品をすべてそろえようとするだけで、數(shù)百萬円かかることも。地震や火災(zāi)などによって家財(cái)が破損したり、盜難に遭ったりした場合に備え、家財(cái)保険に加入しておくと安心です。

答えはB

新耐震基準(zhǔn)を満たしていても油斷は禁物！

1950年に制定された建築基準(zhǔn)法。その耐震基準(zhǔn)については、大規(guī)模な災(zāi)害が発生するたびに改正が行われてきました。いわゆる「新耐震基準(zhǔn)」が導(dǎo)入されたのは1981年の改正です。震度5強(qiáng)クラスに耐えるよう設(shè)定された「舊耐震基準(zhǔn)」から、「新耐震基準(zhǔn)」では震度7クラスの地震に耐えるよう建物の構(gòu)造基準(zhǔn)が強(qiáng)化されました。木造住宅においては、2000年の改正でさらに大きく強(qiáng)化され、それ以降に建てられたもののほうが、より高い耐震性能であると考えられます。ただし、新耐震基準(zhǔn)を満たしているからといって、油斷は禁物。建物の耐震性能は経年劣化によって徐々に低下します。2025年を迎え、2000年の新耐震基準(zhǔn)を満たしている建物であっても、定期的なメンテナンスが必要です。屋根や外壁などはおよそ10年程度の周期で點(diǎn)検や修繕が必要となることが多いとされます。家族の安全を守るために必要に応じて補(bǔ)修を行いましょう。

答えは△（條件付きで〇）

條件を満たした機(jī)でないと意味がない

學(xué)校の避難訓(xùn)練などで慣れ親しんだ「機(jī)の下に隠れる」という安全対策。しかし、その効果は建物の耐震性や家具の固定方法によって大きく左右されます。耐震性が低い建物では、いくら機(jī)の下に隠れても建物自體が倒壊してしまうかもしれません。また、隠れる機(jī)も4本の腳がしっかりと固定されていること、天板がガラス製ではないことなどの條件があります。さもなければ地震の揺れによって機(jī)が大きく移動したり、ガラスが破損したりして、かえって危険となることも…。

廊下に出る！が、令和の防災(zāi)新常識？

また、隠れやすい大きなダイニングテーブルはキッチンに隣接していることが多く、お皿などが飛び散る危険性もあります。小さなお子さんをダイニングまで呼んで、テーブルの下に隠れさせるケースがよくありますが、それよりも廊下に避難するほうが安全といえます。廊下は住まいの中心にあることが多く、家族全員が集合して安否確認(rèn)がしやすいです。廊下には倒れてきそうな家具や物を置かないようにしましょう。

余談ですが、「トイレに避難するといい」という話を聞いたことがあるかもしれません。これは現(xiàn)代の建物の構(gòu)造に基づいた根拠のある話ではありません。実際にはトイレの扉が変形して閉じ込められたり、タンクの重いふたが飛んできたりと、必ずしも安全な場所であるとはいえないのです。

答えは×

むやみに移動を開始しない！が原則

災(zāi)害発生直後は、火災(zāi)や建物からの落下物などさまざまな危険が伴い、移動は二次災(zāi)害に巻き込まれるリスクが高まり、また交通の遮斷や渋滯を招き救助活動の妨げになる恐れもあります。そのため政府では「むやみに移動を開始しない」を基本原則としています。これに基づき、東京都をはじめとする多くの自治體では、災(zāi)害発生時(shí)に従業(yè)員が一定期間會社に滯在できるよう備蓄の努力義務(wù)などに関する條例を制定しています。（東京都の場合には3日間を想定）

企業(yè)と教育機(jī)関の方針の違いが課題に

しかし、學(xué)校や保育園?幼稚園では、保護(hù)者がすぐに迎えに來ることが前提となった引き渡し訓(xùn)練が行われていることが多くあります。そのため保護(hù)者は「先生に迷惑をかけてはいけない」という思いから、危険が伴うなか帰宅しようとしてしまいがちです。この課題は、企業(yè)の災(zāi)害対応方針と教育機(jī)関の対応方針との間で、まだ十分な調(diào)整ができていない現(xiàn)狀を表しています。生きていれば必ず家族と再會できます。無理して帰宅しようとせず、事前に園や學(xué)校と帰宅困難時(shí)の対応について十分に話し合っておきましょう。

答えは×

どこの避難所に行ってもOK！

市町村が指定する「指定避難所」という言葉を聞いたことがあるかと思います。これはあくまで行政が「ここに避難所を設(shè)置する」と定めた場所にすぎません。すなわち、必ずしも自分の居住地の指定避難所に避難しなければならないということではありません。外出先でも近辺に設(shè)置された避難所に避難すれば、食料などの配給を受けることができます。

みなし避難所?みなし仮設(shè)住宅って？

災(zāi)害救助法が適用されると、旅館やホテルといった民間施設(shè)も「みなし避難所」として自治體が借り上げて避難所として活用されることがあります。みなし避難所に避難した場合も、食料の配給を受けることができます。體育館のような一般的な避難所は、プライバシーが確保されにくく、防寒対策も不十分な場合がありますが、旅館やホテルはより快適な環(huán)境で避難生活を送ることができます。また、アパートやマンションの空室は「みなし仮設(shè)住宅」として利用されることがあります。これらについて、制度適用前の入居には敷金?禮金などの費(fèi)用がかかる場合もありますが、自宅が全壊や大規(guī)模半壊などの被害証明があれば、後日、家賃補(bǔ)助が受けられる可能性もあります。

答えは×

避難所に連れていけるのは、原則犬と貓のみ

ペットの同行避難は、近年では一般的になっています。ただし、環(huán)境省の「災(zāi)害時(shí)におけるペットの救護(hù)対策ガイドライン」では、ペットの範(fàn)囲を犬と貓に限定しています。これはエキゾチックアニマルなど、多様なペットに対応するには避難所側(cè)の負(fù)擔(dān)が大きいためです。とはいえ避難所の運(yùn)営方針や他の利用者の理解によって対応が大きく変わるため、犬と貓以外も同行避難できる場合もあります。また、避難所でペットと飼い主が一緒に過ごせるとは限りません。他の避難者のアレルギーの狀況や、鳴き聲が大きいなどペットの性格によってはケージに入れて別室に隔離されたり、屋根のある屋外に置かれたりする場合もあります。

ペットを守るための備えとは？

災(zāi)害時(shí)にはペットがパニックになり、逃げ出してしまう可能性も。普段からペットが逃げ出さないような対策を考えておくことが重要です。避難所でケージに入れられ飼い主と離れることによるストレスを考慮し、車中泊や在宅避難、実家や親戚に預(yù)けるなどの対処をする人も多いようです。また、ペットの食料の備蓄はもちろん、ケガに備えて応急手當(dāng)て用品も準(zhǔn)備しておきましょう。普段から、ペットのケガにつながるガラス製品や陶器類を部屋から撤去しておくといいですね。私が被災(zāi)地で支援活動を行った経験では、避難生活が長くなるとペットの體臭が強(qiáng)くなります。清潔を保てるグッズもそろえておきましょう。

答えはC

公衆(zhòng)電話の使い方、分かりますか？

災(zāi)害の際、スマートフォンや固定電話など一般の電話回線は発信規(guī)制がかかります。これは災(zāi)害時(shí)の援助、復(fù)舊や公共の秩序を維持するための緊急電話を優(yōu)先するためです。発信規(guī)制の対象外となり、災(zāi)害時(shí)の優(yōu)先電話としてつながりやすいのが公衆(zhòng)電話です。公衆(zhòng)電話の場所はNTTがホームページなどで提供している「公衆(zhòng)電話設(shè)置場所検索」で確認(rèn)できます。ご自宅や職場、學(xué)校周辺の公衆(zhòng)電話の場所を事前に把握しておくといいでしょう。昨今はスマートフォンの普及のため公衆(zhòng)電話の數(shù)が減り、「使い方が分からない」というお子さんや若い方も少なくありません。使い方も事前にお子さんに教えておきましょう。

電波が不安定な災(zāi)害時(shí)はWebより電話！

學(xué)校、公民館、コンビニエンスストアなどには「特設(shè)公衆(zhòng)電話」が設(shè)置されていることがあります。特設(shè)公衆(zhòng)電話は、一見すると普通の固定電話のようですが、災(zāi)害時(shí)には優(yōu)先電話として扱われます。通常時(shí)は利用できません。これらの場所もあわせて調(diào)べておくと安心です。公衆(zhòng)電話や特設(shè)公衆(zhòng)電話を使って「災(zāi)害用伝言ダイヤル（171）」にメッセージを殘すことで、家族や友人と連絡(luò)を取り合うことができます。災(zāi)害用伝言板「Web171」もありますが、スマートフォンの電波やWi-Fiが不安定な狀況では、公衆(zhòng)電話から171に直接電話をしたほうがつながりやすいと思います。録音時(shí)間が限られているため、事前に伝えたいことを整理し、あわてず、はっきりと話すように心がけましょう。

答えはすべて！

口腔ケアをしないと重篤な病気になることも！

水や物資が不足する災(zāi)害時(shí)に見過ごされがちな口腔ケア?？谇粌?nèi)の細(xì)菌が増殖すると、歯周病を引き起こすことがあります。歯周病は、歯周病菌が歯莖の毛細(xì)血管から體內(nèi)に入り込み、心筋梗塞や動脈硬化などの重篤な疾患を誘発する実は恐ろしい病気です。また、睡眠中に口の中の細(xì)菌が増殖すると、気道に入り込み肺炎を引き起こすことも。細(xì)菌が唾液とともに肺に流れ込むと、誤嚥性肺炎にもかかりやすくなります?！缚冥先f病のもと」といいますが、免疫力が低下しやすい避難生活では、特に口腔ケアが健康維持のために重要なのです。

水を使わずに口腔ケアをするには？

殺菌できる液體歯みがきが効果的。歯ブラシと併用するとよりいいですね。液體歯みがきや歯ブラシがない場合は、ハンカチやガーゼで口の中を拭いたり、カテキンの入ったお茶でうがいをしたり、キシリトール入りのガムをかんだりして、できるだけ清潔を心がけましょう。

答えはA

最強(qiáng)の防災(zāi)アイテムは黒いゴミ袋！

災(zāi)害発生時(shí)の初期対応において、大きな黒いゴミ袋は「最強(qiáng)防災(zāi)アイテム」です。とりあえず1枚、かさばらず軽いので、ぜひ普段から持ち歩いてください。例えば、東日本大震災(zāi)では、帰宅困難者が駅やビルの床に座って長時(shí)間過ごすことになりました。ハンカチやタオルを敷くよりもビニール袋を敷くほうが汚れを防ぎ、床面が濕っているときにも服を濡らさずに済みます。また、寒いときや雨が降ったときには、襟ぐりを切って頭からかぶれば防寒具としても活用できます。実際に被災(zāi)地ではビニール袋をかぶって低體溫癥から命を守ったという聲を聞きました。

用を足す際の目隠しや、簡易トイレにも

色が黒いゴミ袋であれば、トイレ以外の場所で用を足す際の目隠しとしても使えます。また、袋自體を簡易的なトイレの代わりすることも可能です。公衆(zhòng)トイレが近くにないとき、あっても汚れていて使いづらいとき、エレベーターに閉じ込められたときにも安心です。また、給水車から水をくむ際の容器や、配給されたものを入れる袋としても役立ちますよ。その他、私がいつも持ち歩いている防災(zāi)グッズは以下の5つです。ぜひ參考にしてみてくださいね。