一萬本を越える梅が満開 梅まつりも開催される「七折梅園」
- 更新日:2011年02月22日
- カテゴリ:四季だより
うぐいすの鳴き聲とともに初春を告げる爽やかな梅の香り。
まだまだ空気は冷たいものの、梅の香りが漂ってくると「ああ、春が來たんだなあ」と感じます。
余談ですが、花と言えば「桜」という人が多い現在ですが、奈良時代以前にはむしろ「梅」だったそうですよ。
古くから日本人に愛されてきた花なんですね。
砥部焼の里で全國に名を知られた砥部町(分譲地から約81.5km)は「七折小梅」という梅でも有名で、この時期は一萬本を越える紅?白?ピンクの梅の花が40haの広大な梅園に咲き亂れます。
七折小梅をはじめ、月世界、青軸、鶯宿といった様々な種類の梅花が梅園を彩り、訪れる人を楽しませてくれるのです。
(寫真は平成20年2月撮影)
「七折小梅」の歴史は1900年頃から始まり、その品質の高さから「青いダイヤ」と呼ばれ、高値で取引されていたそうです。
種が小さくて果肉が多く、柔らかくて酸味が少ない香り高いことが特徴の“食べておいしい梅干”しなのですが、今は食欲を忘れて梅の風情ある花と香りを満喫したいもの。
毎年たくさんの人が春の訪れをいち早く告げてくれる梅の花を見に訪れます。
梅の花の時期に合わせて毎年開催される「七折梅まつり」も初春の楽しみの一つです。
今年は2月20日から開催されており3月10日までです。
開期中、毎週末に行われるイベントでは、もちつき&もちまき大會、梅の種とばし大會、クイズショーなどが企畫されています。
売店で食べられる梅たこ焼きや豬うどん、コロッケなども大好評なんだとか。
地元の小學生たちが種まきした菜の花畑もあり、ちょうど梅まつりの頃に見頃になるそうですのでそちらも楽しみですね。








