きつきの生き物★海釣り編★カワハギ
- 更新日:2009年10月12日
- カテゴリ:四季だより
こんにちは。 チリメンです。
前回のブログに、別府灣の魚種は300種以上とご紹介致しましたが、
今回は、その一種:カワハギについて、実釣検分をしたいと思います。
この調(diào)子でいくと、このシリーズは、あと299回以上続くかもしれません。
カワハギは夏が旬ですが、冬場に掛けて第二の旬を迎えます。
第二の旬は、越冬前に食欲が増してキモが膨らんでくるからです。
別府灣のカワハギ釣りは、過去に爆釣実績がたくさん有ります。
敬老の日に合わせて親孝行する為に、少し早めの釣行となりました。
何よりも私が、早くキモを食べたい~~
カワハギ
分類
脊椎動物門 魚上網(wǎng) 硬骨魚網(wǎng) フグ目 カワハギ屬 カワハギ科
(英名:Thred-sail Filefish)
英語を直訳すると、糸の帆を持つ 綴じヒモ魚。
オスが背ビレに細長い糸のようなヒレを持つことからの命名でしょうか?
(スマッシュ)ラケット?フィッシュの方が良さげに思いますが???
皮にウロコが無く、皮が剝がれ易い魚で、調(diào)理し易くて美味なお魚です。
成體の體長は30センチほど~
分布
日本各地の沿岸~西日本にやや多く水深50m以內(nèi)に棲息する
地方名
ウスバやウマヅラと區(qū)別するため、ホン?カワハギとも言いますが、
地方名は沢山あるようです。
西日本では『ハゲ』と言います。??????????とてもショックで悲しい命名です。
大分も『ハゲ』と呼び、ホン?カワハギは『丸ハゲ』と言う。????セクハラです。
バクチと呼ぶ地方もあるようです。
?????博打に負けて(釣られて)、身ぐるみ(皮)剝がされる?????
美味で愛嬌がある魚なのに、呼び名は散々です。 ????? でも、おいしい。
生態(tài)
日中活動し、夜は根を張った海草をくわえて、海流に揺れながら眠る。
肉食で、ゴカイ?エビ?カニ?クラゲなど食べる。
尖がった口から海水を吐き、海砂を吹き上げて捕食する。
落ちてくるものに興味を示し、餌が著床した瞬間にも釣れることもあります。
フグ目ですから、泳ぐスピードは遅いのですが、ホバリングが得意な魚です。
釣りで針掛かりしにくいのは、この泳ぎ方と小さな口で餌を突っつくからです。
餌取り名人の稱號もあります。
では、実釣で事実を検証しようと思います。
カワハギ 実釣検分
実釣日
平成21年9月22日(火) 曇り 日の出 : 06:01
潮 : 小潮に変わる中潮 (満潮10:30) 波の高さ : 1メートル
集合場所 : 杵築市納屋港 (きつきリゾートから車で10分の北隣の漁港)
釣り船 : T 丸
出航05:45 ⇒ 釣り時間06:30~14:00 ⇒ 食卓の上19:30~
釣り人6名
リゾート入居者= N様 ? T様 地元の方= S様 ? H様
ダイワハウス社員= イリコ先輩 ? チリメン
※ダイワハウス社員を除く平均年齢は、70歳超え~皆さん超元気です。
※チリメン以外は釣り名人ばかりです。特大キモ大漁の期待が膨らみます。
※チリメンは、前日に「酔い止めの薬」を買い、日焼け止めを塗って準備萬端。
※イリコ先輩は、元リゾート勤務で大分を釣り盡くした半漁半サラリーマン。
現(xiàn)在は大阪勤務ですが、連休を利用して今回の実釣を企畫してくれました。
海の上
小笠原諸島近くにある臺風の影響で、県南はウネリがあるとのことでしたが、
天然の防波堤:佐賀関半島のお陰で、別府灣にウネリは全くありません。
船で移動中に夜が明けてきました。 ~きつきリゾートの砂浜も見えます。
船の移動中にも関わらず、皆さんは釣りの仕掛け準備を始めています。
船酔いに確信があるチリメンは、まず遠くの景色を眺めることに努めました。
釣りの仕掛け
30號負荷の短竿 オモリ30號 ハリスに枝針3箇所のサビキ仕掛け
餌は、キジエビ?ブドエビ
普段は活き餌ですが、連休でエビ漁が休みで、今回は冷凍の餌でした。
名人らからブーイングも出ましたが、腕に自信があるので、構わない様です。

中央の白っぽい1尾が、ブドエビ。他はキジエビ。 チリメン左手の戀愛運は如何に?
餌の大きさは、5センチから8センチ。
尻尾を切って針つけしますが、こんな大きな餌にカワハギが食いついてくるのです。
別府灣ではアカエビも採れますが、ほとんどがエビセンに加工されるようです。
実釣開始
釣り船は、佐賀関半島近くの馬場の瀬まできました。高島がとても近い。
魚探知機で海底ポイントを探し、潮下にパラシュート?アンカーを入れます。
上潮に引かれながら、潮に同調(diào)し釣るのです~また潮下に移動を繰り返す。
仕掛けは、海底に著床してから誘います。著床は竿のしなりで解ります。
海底までの深さは、20から30メートルがほとんどでした。
ヒット
地元のS様が立て続けに、カワハギ3枚を釣り上げる~さすが名人です。
リゾート入居者は、「Sさんは人がエエから、良く釣れるな」と、言います。
チリメンは『僕らは人が悪いから釣れん』とイリコ先輩に同意を求めます。

最年長の地元名人 S様
チリメンは同船が二回目ですが、いつもニコニコして楽しそうに釣りをされます。
スタート開始で連続して本命大物三枚めを釣り上げたスナップです~キモが膨らんでいる~
この後、本命カワハギやマダイ多數(shù)と大型へダイを釣り上げました。
竿先の當たりは明確です。 単発ですが、皆さん本命カワハギを釣ります。
チリメンは釣りをしていて、名人らの傾向が解りました。
それは、小言?ボヤキや獨り言が、やたらと多いのです。
でも、顔を見ると皆さん満面の笑み。 ~やはり釣りが大好きなのですね~
元気で健康の秘訣かもしれません。 ~私もボヤイて釣って健康になりたい~

リゾート入居者の T様
やはり名人。 顔の長さを超える本命の大型が、どんどん連続して続きます。
獨り言と笑い聲がとても大きく、豪快な釣り名人です。
釣りは、『気合』なんだそうです。
リゾート砂浜近くにお住まいで、ケガした海亀を救助する優(yōu)しいお人柄です。
ダイワハウスのスタッフの間では、亀仙人と呼ばれています。
外道
潮止まり後、數(shù)回の移動でマダイのゾーンに入りました。~鯛は外道です。
でも釣れると面白い。~やがて、カナトフグ(サバフグ)も団體で來ました。
小さなマダイでも大きな餌に食いついてきます~20センチ以下はリリース。
子ども丸ハゲも、小さな口で食いついてきます~ワッペンサイズはリリース。

リゾート入居者の N様
「本命(カワハギ)がおらん」とボヤく苦笑いの釣り名人。
トリプルとは流石です。 魚は左から、マダイ、カナト、マダイ。
しかし、次々と本命カワハギを沢山釣り上げました。
N様は、竹の子堀り?山菜摘み?木の実採集などが得意な山の達人でも有ります。
山の幸の採集は、來年のことや他人の採集分も配慮していらっしゃいます。
外道そのニ
(あれ? 道糸を送っても仕掛けが海底に屆かん?)
~だから素人は困ります~チリメンの仕掛けが絡んでお祭りした様です??
チリメンの道糸が、反対左舷の仕掛けに絡みました。~やっぱ素人m(_ _)m
外れたと思ったら、今度は右舷右の仕掛けに絡みます。~やっぱ素人(><)
また外れたと思ったら、引きます、走ります、何か釣れてま~す素人の竿に。
「スミマセン」を連呼しながら釣り上げたのは、ヤズ(ハマチの子)40センチ。
?????やっぱ素人。大外道????? ~でも嬉しい~¥1000円分GET(^o^)/ 刺身だ~
釣果発表
別府灣で釣れた魚9種類を発表します。
?丸ハゲ(ホン?カワハギ) ~ウマズラハゲはゼロ
?マダイ~レンコダイはゼロ ?ヘダイ
?カナト(サバ)フグ ?トラフグ→リリース
?ホゴ(カサゴ=アラカブ?ガラカブ) ?エソ
?ヤズ ?クサビ(ベラ)

記 念 撮 影
左から、 リゾートのN様~両手にカワハギ
地元のS様~手にヘダイ50センチ
イリコ先輩~手にヤズ
リゾートのT様~手にカワハギと巨大カナトフグ
皆さん大変お疲れ様でした。
素人チリメンが、ご迷惑をお掛けしましたが、ありがとうございました。
カワハギ釣果は、チリメンが10枚。名人らは平均20枚以上釣っています。
流石に餌取り名人のカワハギです。~同時に、釣り上げ名人らも流石です。
五目釣りできた素人チリメンは大満足。~楽しい釣りでした~船酔いせず~
チリメンの反省と次回予告
しかし、竿引きの當たりを合わせても、空振りが20回以上もあって猛反省!
冬場にブリ釣りしようかな~ やっぱり素人には、空ブリ?で終わるかもね???
???終わり???
文責:チリメン「間違ってらゴメンナサイ」