秋を迎えて鮮やかに色づく木々「滑床渓谷」
- 更新日:2009年11月19日
- カテゴリ:周辺情報
佐田岬半島は平地がほとんどなく、その細長い姿のほとんどが山地で、海まで山がせり出しているという感じの地形です。
愛媛県全體も同じように山が海近くまで迫っていて、海と山の風景の両方を、びっくりするほど少ない(他と比べて)移動で堪能できるのが特徴です。
とかく海の話題が取りあげられがちな愛媛県ですが、山間部の木々は赤や黃色に鮮やかに彩られ始めました。
舊松野町にある滑床渓谷(分譲地より約89km)も紅葉の美しいところです。
足摺宇和海國立公園の一角で、滑らかな一枚巖の千畳敷、平らな巖の上を薄く覆うように水が流れる出合滑など、名前のごとく巖を滑るように柔らかく流れる渓谷です。
四萬十川水系の支流だけあり、透き通った水の美しさは例えようもありません。
紅葉と一口に言っても赤や黃色、茶色など色は様々です。
ちなみに赤は、モミジやハゼ、ヤマボウシ、リョウブ、サルスベリなど。
黃色はイチョウを始め、ヤマハギ、コブシ、ユリノキ、コシアブラなど。
茶色はブナ、コナラ、カシワ、クマシデ、ナツハゼなど。
葉っぱの形の違いや色合いのグラデーションを楽しむのも一興ですね。
ただ、滑床渓谷の名物、お猿さんには注意しましょう。
やんちゃな猿たちは、食べ物を持っていると奪いに來ることがありますので…
(寫真はすべて平成20年11月撮影)
