地球のダイナミックなエネルギーを感じる砥部町「衝上斷層」
- 更新日:2013年03月26日
- カテゴリ:自然観察
四國の中央には関東から九州まで日本列島を橫斷する大斷層?中央構造線が走っています。
瀬戸內海に面した新居浜や四國中央市に見られる獨特の“高い山が海際まで迫っている”斷層崖は、この中央構造線によって作られた地形なのだそうですよ。
実は砥部(とべ)町にも中央構造線狀にある珍しい逆斷層があり、砥部川により洗い出され露出しています。
約6500萬年前の古い地層が約4000萬年前の新しい地層の上に緩い角度でずり上がったもので、砥部衝上(とべしょうじょう)斷層(分譲地から約92.6km)といいます。
地質學上にも大変貴重な地形なのです。
この斷層周辺の約200mは衝上(つきあげ)斷層公園として整備されています。

公園の中央にはつり橋が架かり、ベンチやあずま屋、藤棚がある休息所や遊歩道などがあり、春にはお花見、夏には川遊び、秋には紅葉、冬は雪景色と、四季折々の風景を楽しめる憩いのスペースになっています。

公園の中央にはつり橋が架かり、ベンチやあずま屋、藤棚がある休息所や遊歩道などがあり、春にはお花見、夏には川遊び、秋には紅葉、冬は雪景色と、四季折々の風景を楽しめる憩いのスペースになっています。
豊かな自然の営みと大地の力強さの両方を感じてみてはいかがでしょうか。
(寫真はすべて平成25年1月撮影)