『Ｙ様Ｊｒ.船釣り初挑戦』

毎度竿頭にして、魚を捌く達人、板長とお呼びしているＹ様のご子息が、

１週間の休みを作り、杵築帰省、10月26日、28日と、

親子での船釣りに初挑戦され、ご一緒しました

別府灣內の鯛ネラいは、ロクマルオーバーの大鯛が厳しくなり、

塩焼サイズ、たまあに刺身イケる？くらいの近況釣果でした。

そんな中、いつもの貴丸さんからの情報で、國東沖が良さげらしく、

まずは26日５時半出船しました

メンバーは、舳先側にＹ様親子、リゾート在住歌手『あけ美』さんの

ご主人で、豊後水道の釣りの師匠Ｓ様とイリコが艫側の4人です。

鯛ラバと、錘を著底させる待ちの釣りの胴付き仕掛けの２本立てで、

スタート。まずイリコに35ｃｍと50ｃｍオーバーの真鯛が鯛ラバに

連続ヒット！な、なんなのこれは？と思う間もなく、

舳先側で歓聲！Ｊｒさんが、苦も無く胴付き仕掛けで、

50ｃｍをゲット

◆人生初の船釣り、第1號がこの美鯛！

國東沖といえば、春のホゴ、メバル、夏のマゴチ、ラッキーなら

ヒラメで、真鯛がかくも簡単に釣れるなんてことは、17年間の大分での

釣り経験上も、全く無かったことでした。

貴さんセンチョーによると、空港の改良工事で、海底の大規模な

掘削工事があって、鯛や根魚などが好んで食べるユムシみたいな

環形動物が大量発生、“食事だよ、全員集合！”になっているのだそうです

とにかく釣れる対象魚が、超高級魚で、多種にわたっています。

Ｊｒさんが、50ｃｍオーバーの真鯛を３枚に、驚きは43ｃｍの

イシダイですう！磯の底物師が、ン十萬～百萬円かけても釣れる

かどうか、と言われる本イシダイが、船釣り初挑戦でモノに

できたのですから、さすがに血筋は爭えないというか、Ｙ様以上の

何かを持っているのかも？です。


◆これって、そんなにスゴいヤツなんですかあ？

「ええーっ、盆?正月に、誕生日とバレンタイン、＆ハッピーハロウィン

やね。」の冷やかしにも、極めて淡々と、「意外と簡単なんですね。」

風な落ち著きは、うーん、もうちょっと苦労して、感動と喜びを

味わう方がねえ…、なのですが、持っているモノが違うと、

この結果がフツーなのかもと、変に納得させられちゃいます。

師匠のＳ様、「煽られっぱなしやね！」と言いつつ、チヌ、キビレの

連発の中、驚きの超高級魚アコウの53ｃｍをゲット！も、

「うーん、鯛じゃ勝ててないもんねえ」です！


◆Ｓ師匠、この２週間後、鯛のリベンジ挑戦、12枚の　鯛ゲットも、
　50オーバーに屆かず、むむむう！でした

後半追い上げタイプのＹ様も、マゴチや50ｃｍオーバーの真鯛を２枚、

モノにしますが、「今日は息子の勝ちぃ！」でした。


◆Ｙ様、大物ヒット！なかなかのタフな相手で、浮く気配　なく、
「仲良しのエイじゃね？」にも、じっと我慢。


◆今日イチの57ｃｍ美鯛、パラシュートアンカーにラインが　絡まり、
センチョーと協力、無事掌中にできました！


◆Ｙ様親子の、この日の釣果、「ラッキーな一日でした」
　いえ、ラッキーだけじゃこんなに釣れませんって！

28日は、馬場の瀬、佐賀関沖合の『杵築乙女かい？』恒例の

『カワハギ五目』への參加でした

８人での出船で、主たるネラいのカワハギだけの勝負でしたら、

Ｊｒさんの７枚は、同數２位だった底物の帝王ＴＪ様と、

カワハギ釣り大好きのノリさんの５枚を置き去りです。

父君の３枚、イリコの２枚は顔色無し、でございます。

しかもサイズでも30ｃｍ弱の肝パンが3枚で、やっぱこれは

何かを持っている、に間違いないっ！なのです。


◆逆光で、み?見えづらいですが２枚のカワハギでしたあ！


「ただラッキーだっただけでしょう。

でも、自分で釣った鯛や、カワハギの肝和えが、こんなに美味しいとは

思ってもいませんでした。」とのこと。

杵築リゾートにも、『超新星』誕生を予感させる、

船釣りデビューでございました

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（平成30年10月撮影）