和モダンでお灑落ないやしの空間「木屋旅館」
- 更新日:2012年08月19日
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明治44年に創(chuàng)業(yè)した宇和島市にある木屋旅館(分譲地から約67km)。
政治家の犬養(yǎng)毅や後藤新平、作家の司馬遼太郎や五木寛之、國語學(xué)者金田一春彥など名だたる偉人に愛された名宿でした。
いわゆる“旅籠”の面影が殘る木造2階建ての風(fēng)情ある旅館で平成7年(1995年)に廃業(yè)してしまったのですが、今年の春に地域再生の観光拠點施設(shè)として新しい滯在型の宿泊施設(shè)として再生が決定し、「上品で洗練されたアートエンターテイメント空間」として生まれ変わりました。
▲木屋旅館外観(平成24年1月撮影)
再生のポイントは古いものを活かしつつ新しいものを取り入れる、といいましょうか、和紙のシェードをつけたライトや、明るくモダンな感じに生まれ変わった洗面所、もともとあった建具をできるだけ使いながら快適な空間をつくり出しています。
大きなガラスが入った正面入口を入ると、まず吹き抜けの高い天井に驚かされます。
欄間や照明、扉や窓などは全てもとあったものをそのまま活かしているので趣のある雰囲気もたっぷりです。
(▲平成24年7月撮影)
「老舗旅館の新しい視點をつくり出す」という木屋旅館のコンセプトを最も強く表現(xiàn)しているんだそうです。
(▲平成24年7月撮影)
黒いタイル貼りの中に浴槽內(nèi)のライトが幻想的な光を揺らめかせる斬新なデザインのバスルーム、表にはほとんど目立たないように作られた最新のオーディオシステム、光を利用したインスタレーションなど、さまざまな魅力にあふれています。
宿泊部屋は2階の4部屋だけだそうで、しかも一日1組に4室全部を貸す「1棟貸し」形式ということですので、心のこもったおもてなしで、ゆったり
ドラマ「坂の上の雲(yún)」による司馬遼太郎ブーム、高速道路南予延伸、さらには「いやし博」の開催などで南予の活性化が期待される中、木屋旅館の再生にはいろんな意味で大きな期待が持てそうです。