川を逆走するユニークな駅伝大會「でちこんか夏の陣」
- 更新日:2012年08月01日
- カテゴリ:周辺情報
「でちこんか」とは「でてきませんか」と誘いをかける愛媛県南予地域にある鬼北町の方言です。
鬼北町(分譲地から約68.3km)では毎年「でちこんか」夏の陣、秋の陣という二つの大きいイベントが開催されているのですが、夏の陣は四萬十川の支流?広見川の清流を駆け上るという変わった駅伝大會が開催されます。
下流から上流に向かって全長4.7kmのコースを8區間に分けて走り継ぎ、タスキの代りにヘルメットを手渡すというユニークなこの駅伝、県外からの參加者もあるという鬼北町の一大イベントだそうです。
▲寫真は愛媛県より提供(2006年8月撮影)
陸上を走るのと違い、流れに逆らって水中を走るというのはそれだけで抵抗が大きく大変です。
さらに水底の石や苔、水の深さや流れの早さに邪魔をされ、走者には陸の駅伝とは全く違った大変さがあります
しかし、次の瞬間には何が起こるかわからないドキドキ感もあいまって、観客にとっては普通の駅伝より面白さは倍増しなのです!
普段は靜かでのんびりした流れなのですが、この日ばかりは聲援と絶叫が響き渡るこの大會、なんと今年で16回目を數え、8月5日(日)開催です。
體力だけでなく、駆け引きや戦略で勝敗が左右されますので目が離せません。
水深のあるところでは泳ぎも必要ですし、當然大どんでん返しもアリ。
種目は一般の部、女子の部、“鉄人”の部!
參加資格は「転んでも泣かない人」「少しでも泳げる人」なんだそうです。
すでにこの辺りからユニークさがにじみ出ていますよね。
鉄人の部は先著30名による個人レースで、3位までは賞金も出るそうです。
運を味方につけることができれば入賞も不可能ではないかも??
こういった地域らしいイベント、これからもずっと続いていって欲しいものです。