| こんにちは。 チリメンです。 |
今回は、別府灣で３００種以上いると言われる魚の中で、メジナをご紹介致します。
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メジナ（和名＝眼仁奈）
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| 分類 |
| 脊椎動物門 條鰭綱 棘鰭上目 スズキ目 イスズミ科 メジナ屬 |
| （英名＝Largescale Blaｃkfish) |
| 直訳すると、大きなウロコの黒魚。 ん～ストレートなネーミングですね～ |
確かに、しっかりしたウロコを持ってますし、灰色がかった黒色をしています。
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| ご存知のように、刺身やカルパッチョ、煮つけ、塩焼き、鍋にと萬能に美味な魚です。 |
寒い冬が旬ですが、血抜きなど下処理をすれば通年、美味しく頂けます。
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| 分布 |
| 東アジアの溫暖な淺海の巖礁帯に生息。（北海道南部から沖縄まで） |
| 地方名は、たくさん有りますが、 |
一般的には、メジナ。 関西では、グレまたはクチブト。 九州では、クロ。と呼びます。
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| たまに鮮魚店で黒目鯛と出ますが、鯛の親戚のクロダイ（チヌ）とは違います。 |
| メジナ近種では、より沖合いに棲息するオナガと呼ばれるクロメジナがいます。 |
（當(dāng)ブログ発信地が九州大分のため、メジナの呼び名を『クロ』で統(tǒng)一しま～す）
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| 生態(tài) |
| クロの成體は最大６０センチにもなりますが、４０センチを越えれば大物です。 |
雑食で、甲殻類?蟲類を好みますが、海草も食べます～パン粉を餌に釣ることも出來ます。
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| クロは群れで行動し、落ちてくる餌を下から上昇して捕食し、急反転して素早く潛り込みます。 |
そのため、浮きや竿に掛かる負(fù)荷が大きく、その引きの強(qiáng)さが釣人には堪らないのです。
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| 目が良く警戒心も強(qiáng)いクロを釣る為には、良い気象條件や観察と対応力が不可欠です。 |
| ～安全第一、潮、波、風(fēng)、水溫、時(shí)間、海底地形、釣り座、???経験、そして釣り道具～ |
| 釣具でクロ専用の竿?リール?浮き?釣糸?針?餌などが作られ、選ぶのも迷って大変です。 |
各釣具メーカーは、クロ釣りの大會を催し品質(zhì)改善をするので、道具選びは更に迷います。
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| クロ（メジナ）実釣の候補(bǔ)地選び |
| クロは別府灣にも棲息していますが、灣內(nèi)は砂地で海草が多く、どちらかと言えば産卵場です。 |
| 大分県南の豊後水道域は魚影が濃く、釣具メーカーのクロ釣り大會の開催場にもなっています。 |
| きつきリゾート入居者の方々も、大物を狙って県南に釣行されることが多々あります。 |
そこで、瀬渡し船で磯に出て、クロ釣りの実釣検分を畫策しました。
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| クロ（メジナ）実釣の畫策者たち |
| 今回の実釣メンバーは、チリメンの學(xué)生時(shí)代のクラブ先輩２人を加えた３人。 |
３人はＦＲＣ（ フォーク?ロック?クラブ）出身で、釣りの片手間で仕事をする企業(yè)戦死？です。 |
新たにＦＲＣ（フィッシング?リクレーション?クラブ）を設(shè)立。理念は、更に仕事を減らすこと！
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| 冬が旬の寒グロを釣る予定でしたが、仕事をしないくせに３人の休みが揃わず４月となりました。 |
| 潮位も未確認(rèn)のまま、行けたら釣るなど、その無計(jì)畫ぶりは仕事が出來ない要因のようです。 |
| ３人は後期中高年の體力不足を理由に、長距離移動のハードな日帰り釣行を斷念します。 |
前泊して翌朝に磯で釣る、一泊一釣のゴ-ジャスな大人の釣りツアーが計(jì)畫されました。
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４月６日１７時(shí)３０分～大分県佐伯市 Ｋ釣具店に集合＝餌や氷を大人買いで買占めを図る～
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 アングラー（釣り師）紹介
 カルロス氏 Ｆ県Ｏ市在住
擔(dān)當(dāng)＝リード?ギター
（クライベイビィで幅広いジャンルを奏でるレスポールの達(dá)人）
◇男女群島を含む九州の磯なら何処でも出かける、
クロ専門の上もの釣り師。 |
| ※『上もの』とは、魚を浮かせて淺めの仕掛けで釣り仕留める、クロなどを?qū)澫篝~とします |
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キヨシ氏 Ｆ県Ｙ市在住
擔(dān)當(dāng)＝ベース?ギター
（多彩な音色と確実なビートを約束するジャズ?ベースの達(dá)人）
◇大分勤務(wù)時(shí)代に、各地沿岸で底ものから上ものまで釣り盡くした釣り師。 |
| ※『底もの』とは、海底のイシダイ、ハタ（アラ）、ウツボ？など根魚を?qū)澫篝~とします |
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 チリメン Ｏ県Ｏ市在住
擔(dān)當(dāng)＝雑用と生物係
（硬く乾いた低音が魅力のプレッション?ベースの保管者）
趣味＝エア?ギターならぬ、頭皮エア?ヘアをエア?スプレーで整えること
反省＝ 頭皮毛根をケアしすぎて、毛根のみが殘ったこと
（帽子で頭皮隠して、デコ隠せず ） |
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| 船宿でＦＲＣ新設(shè)クラブの會合 |
| 明朝のクロ釣りのために、今晩泊まるのです。 釣りがクラブの目的で、前泊は手段です。 |
| しかし意志弱く、やはり前夜祭となります。～新設(shè)ＦＲＣのツアー目的は、９０％達(dá)成されました。 |
あと５％は、安全に帰宅すること。 殘り５％は一応釣ることですが、どうでも良い気分です。  
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| 新設(shè)ＦＲＣではチリメンが一番年下なもんで、三十?dāng)?shù)年経っても後輩のまんまでありんす。 |
| 2009年野球ＷＢＣ祝勝會で、イチローさんが『先輩を敬え！』と、おっしゃっておられましたが、 |
それは、後輩に優(yōu)しい先輩に対して?????????
いやいや、今の私が在るのは先輩らのお陰です。  「あっざっす！」
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| ３人は、病気自慢や昔話に花が咲き、弱った肝臓に相談しつつ、お酒が進(jìn)みます。 |
やがて、ディストーションが効いたイビキ音と無呼吸を繰り返し、爆釣を夢見るのでした。
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４月７日夜明け前
平日なのに他の釣人が沢山待機(jī)しています。きっと、仕事をしない釣友ですね。 |
| 挨拶を交わし車を見ると、全て他県のナンバープレート。大分ナンバーは、チリメンだけでした。 |
遠(yuǎn)くの他県からも來るということは、何かしら大爆釣の期待が膨らみますね。（ふふふふ ） |
しかし、昨晩の殘り雨が降ってます。風(fēng)が強(qiáng)いのも気がかりです。船頭さんは來ないし????
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| 當(dāng)日の天気予想は、曇り時(shí)々晴れ。 気溫は、低めの１０℃～１8℃。 降水確率３０％。 |
小潮（干潮 9：30 ～満潮13：25）。波の高さは１．５ ｍのち ２ｍ（午前中が勝負(fù)の予感！）
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| 寢坊した船頭さんが來て、遅れて出航。 ～沖に出れば出るほど、風(fēng)が強(qiáng)く白波が立ちます。 |
船は順次、釣り人を磯に上げて行き、いよいよ最後に殘ったＦＲＣ３人の上磯の番です。
上磯予定だった仙崎の磯 
一番の爆釣予定磯でしたが、強(qiáng)風(fēng)荒波で、上磯を斷念しました?????
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安全第一。
仕方なく船は後戻りをして、西浦灣入り口の沖テトラに、３人は上がりました。
 釣る前に、撒き餌（コマセ）の準(zhǔn)備
◇専用の柄杓で撒き餌を撒いて、潮の流れや魚の活性を確かめます。
～しかし、水溫が低いせいか、撒き餌しても、小魚が全然見えない???
～魚の活性が悪い様子～
◇撒き餌は集魚目的で、オキアミや集魚剤を混ぜたものです。
◇小魚群が集まると、警戒心を解いたクロが寄ってくる??はず??
◇撒き餌の分散割合は、小魚用に９割～本命クロ用に１割。
～餌取りの小魚を、針餌から遠(yuǎn)ざけるのです。
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 クロ釣り仕掛けの準(zhǔn)備 |
| 仕掛けでは、回転カゴで遠(yuǎn)投パターンも有りますが、今回は近投で浮きを使う『ふかせ釣り』です。 |
ふかせ仕掛けは、軽量長竿に回転リール～小さい浮き～細(xì)い釣り糸～クロ専用針～餌～
◇クロは體の割りに口が小さいので、針餌を小さく丸めます ⇒⇒⇒
◇小魚群が寄れば、餌取りの小魚を避けて、針餌を投入します。
◇クロ用の撒き餌の中に、針餌が漂うように流します。
◇この作業(yè)を継続して、何度も何度も、繰り返します。
オキアミ（沖醤蝦）
節(jié)足動物 甲殻網(wǎng) ホンエビ上目 オキアミ目
～エビ目と違い、生物學(xué)的には、プランクトンです。
～南極種が主流で、ヒゲ鯨やペンギンの主食です。 |
◇海では、必ずライフジャケットを著用しましょう。
◇スパイクが付いた磯ブーツがお?jiǎng)幛幛扦埂?br />
～強(qiáng)風(fēng)でも、風(fēng)を背に受けて、釣りの開始です。
←テトラに立つ先輩諸氏。 ～頑張れ～
～しかし、強(qiáng)風(fēng)と潮の流れが真逆で、
小魚は寄らず浮きにアタリも無いまま、
時(shí)間が過ぎていきます。
～こんなときは、 朝食タイムです。
釣りを中斷して、遅めの朝食を取りました。
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| 遅めの朝食を取っていると、不釣（不調(diào)）のダメ出シされるように、小船の船団がテトラを囲まれました。 |
 
小船の大船団は、およそ３０隻以上あります。
素潛りで、アワビなどの漁をしている様です。
次々と、海に飛び込んで行きます。
黒い潛水服の集団は、『海人暴走族』みたい。
これでは、魚が恐がって逃げて行き、
釣りには成りません。
漁師さんは、仕事。こちらは、遊び釣り。
仕方なく、
～午前の前半勝負(fù)は、諦めました。 |
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| ２時(shí)間後、船団が撤退したら、今度は正面から強(qiáng)風(fēng)が當(dāng)たり出しました。～とっても、釣り難い??? |
ときおり、大波がテトラに當(dāng)たって、波しぶきが打ち上がります。～更に、釣り辛い????
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こんなときは、安全第一。 ～早めの晝食。
  しかし、食べてる方が長い。
フランス人の晝食時(shí)間の３倍は費(fèi)やした
と思われます。
攜帯コンロで、湯の沸きを待つ先輩諸氏。
海でのホットコーヒーや味噌汁は格別！
フル稼働のコンロが、ガス欠ぎみになると、
釣りのモチベーションも風(fēng)前の燈火???？
この後も、強(qiáng)風(fēng)荒波は治まらず。
サラシも出來ず、
風(fēng)と潮の流れが真逆のまま??????
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| 強(qiáng)風(fēng)治まらず、納竿 |
１３時(shí)にギブアップ。???お世話になったテトラを清掃。???迎えの船に乗って帰港。
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チリメンのクロ（メジナ）釣果発表
 トップ寫真と同じです。
最長３０ｃｍが一尾。 計(jì)三尾です。
リリースサイズは、
針を飲み込んでたのでキープしました。
釣れた他魚
タカノハダイ、ネンブツダイ、
ササノハベラ、フグ？（チモト切れ） |
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| 今回の釣行は、仕事をしない天罰と様々な悪條件が重なって、釣果には恵まれませんでした。 |
| 釣れなかったことは、地球規(guī)模の北極振動やエルニーニョ現(xiàn)象の影響であることは明白です！ |
しかし、気の置けない先輩２人に恵まれて、楽しい時(shí)間が共有できたことに、とても感謝です。
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| クラブの反省會 |
| 「少しは仕事をしようか？」と言うことになり、次回釣行までに『仕事量現(xiàn)狀維持』を決議しました。 |
| クラブ名も変えます。リベンジ爆釣を願(yuàn)う新クラブ名は、ＦＲＣ（フィシング?リベンジ?クラブ）です。 |
テトラで決めた『 課題曲』を耳コピーして、次回は玄界灘に面した磯での集釣を誓い合いました。
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 家路 |
| 無事に家路に著いた連絡(luò)を取り合い、チリメンはクロを調(diào)理して家族で賞味できました。 |
| ありがとう！海の恵みに感謝！ いかん！～また、お酒が進(jìn)む???仕事に差し障る????? |
ちなみに、テトラを囲った大船団は、アワビの稚貝放流のお仕事だと、翌日知りました。
 特典 |
| きつきリゾートご見學(xué)ご希望の皆さまへ、かもかもサービスを思案中！ |
| ◇魚が釣れる場所または遊漁船を、ご紹介できるかも????? |
| ◇魚によって、釣り方?仕掛けを簡潔に、ご紹介できるかも????? |
| ◇魚が釣れる空想トレーニングを、レクチャーできるかも?????? |
| ◇魚が釣れない場合の、『言い訳１００選』の一部進(jìn)呈できるかも????? |
※釣りの女神様の気分次第なので、釣果に責(zé)任は負(fù)いかねます。
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| 文責(zé)：チリメン「間違ってたらゴメンナサイ」 |
| （平成２２年４月７日撮影） |
