半島の郷土料理―カメノテの塩茹で
- 更新日:2019年06月02日
- カテゴリ:暮らし方
皆様も海で見かけたことはありませんか?
野球グローブのような形の小さな貝で
巖場にびっしりとすき間なく張り付いていて
うっかり手を付くとすごく痛いヤツ
そう、あれです
佐田岬半島では古くから
塩茹でやお味噌汁の具としてカメノテが食べられています

カメノテの塩茹で
これをどうやって食べるのだろう?
誰もが最初に頭に浮かぶ疑問ですね

堅い爪の部分を片手で持ち
上になった皮を慎重に引っ張ると???

皮がきれいに取れ
中からピンク色の身が出てきます
これをすかさず口にくわえて一気に吸い込む
小さなその身は
グミのような食感で
さっぱりとした海の味が口に拡がり
すぐに次の一個に手が伸びる
そんなカメノテを皆様も味わってみませんか?
取材協力
爐ばた酒家 拓海 愛媛県八幡浜市1423ニューナカジマビル2F
※寫真は全て2019年4月、爐ばた酒家拓海にて撮影 佐田岬リゾートから約31km