肱川あらしに遭遇
- 更新日:2018年12月07日
- カテゴリ:自然観察
河口近の新長浜大橋を通過します。

上記寫真の奧に見える橋が「新長浜大橋」、手前に見える赤色の橋が現(xiàn)役で動く我が國最古の
道路可動橋(バスキュール式鉄鋼開閉橋)の「長浜大橋(通稱;赤橋)」です。
午前8時ごろ、新長浜大橋を通過した時、肱川の川上から吹き降ろす霧に遭遇しました。
これが愛媛県では有名な「肱川あらし」と呼ばれるものです。

長浜大橋(通稱:赤橋)が霧で覆われています。
10月頃から翌年の3月頃まで、晴天の日には冷気に霧を伴った「肱川あらし」と呼ばれる強(qiáng)風(fēng)が
発生します。
肱川あらしとは、晴れた日の朝、上流の大洲盆地で涵養(yǎng)された冷気が霧を伴って肱川沿いを一気
に流れ出すという珍しい現(xiàn)象です。
その強(qiáng)風(fēng)はゴォーゴォーとうねりをたてて可動橋として知られる長浜大橋を吹き抜け、大規(guī)模な
時には霧は沖合い數(shù)キロに達(dá)し、風(fēng)速は長浜大橋付近において10m以上が観測されます。
河口近くの小高い山の上には「肱川あらし展望公園」があり、その絶景を眺めることができます。
霧が町をのみ込み、うねりながら海へと扇狀に広がる肱川あらしの様子は、幻想的で息をのむ美しさ。
(大洲市観光情報のホームページから抜粋)

寫真ではお伝えすることが難しいですが、川上からは霧と共に物凄い強(qiáng)風(fēng)が吹いています。
防寒著を身に著けていなかったので、とても寒かったです。
川下の瀬戸內(nèi)海側(cè)に目を向けると、何かが動いているのが見えます。

強(qiáng)風(fēng)を利用してウィンドサーフィンを楽しんでいるではありませんか

しかも霧に覆われながら。

5~6人ぐらいの方がウィンドサーフィンを楽しんでいました。
強(qiáng)風(fēng)であることが少しはお分かりいただけたかと思います。
■上記の寫真は平成30年11月撮影。
■新長浜大橋:ロイヤルシティ佐田岬リゾートから約45㎞(車で約50分)