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『オーナー日記』特別寄稿【わさびの栽培】ｐａｒｔ３

更新日：2017年01月22日
カテゴリ：オーナー日記

part２で予告した様に苗の植え付けが終了した、と

K先生から連絡(luò)が入り12月某日。

K先生の案內(nèi)で見學(xué)に出かけた。

出來立ての2枚の水田に稲の植え付けの様にきれいに

整頓され植え付けられていた。

そこは植え付け後発芽した若芽も確認(rèn)された。

わさびの合間に杉の落ち枝も散らばって山の中のわさび田の

風(fēng)情であった。

2年後、これが芋を抱きわさびとして収穫されるのである。

マーケティングはまだ聞いていないが、きっと地名の清水を入れた

〈清水のわさび〉〈國東わさび〉等のブランドで市場に出回るので

あろう。

そうなれば、今からブランドの商標(biāo)登録やパッケージデザイン、

更には販売先の選択に忙しくなるであろう…と他所様の事にも

関わらず、現(xiàn)役時代をあれこれ思い出し、詮索する。

先の我々獨自で手掛けた時もロマンを追及するのだとの掛け聲で

取り掛かったのだが、今度はスケールの違うロマンの追求である。

この一大事業(yè)に當(dāng)事者の地元の方はさぞ希望に燃えておられる事で

あろう。

わさび田からの帰り、K先生が付近をドライブを兼ね幼少の頃、

駆け巡った近くの土地の案內(nèi)を受けた。

自然に囲まれた穏やかな丘陵地で、戦後愛媛県からの入植者が

柑橘栽培を、そして長野県からの入植者が畜産を手掛け開発された

土地だと説明を受けたが、今は山の奧まで太陽光発電の工事中で

あり、穏やかな丘陵地は何処かに行ってしまった感がした。

それが、〈きつきのミカン〉と〈山香牛〉の発祥である。

面白い事に、入植者の集落は水の豊富な谷合を中心に開発され、

それが今も殘っている。

人間の生活には水は欠かせない事が分かったドライブであった。

さてわさびはどんなストーリーを我々に殘してくれるのか？

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(平成28年12月撮影）

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