杉の巨木に囲まれ荘厳な雰囲気が漂う「第12番 摩盧山 性壽院 焼山寺」
- 更新日:2017年06月10日
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標(biāo)高938mの焼山寺山の八合目付近に位置する焼山寺は、昔から八十八ケ所のなかで最も険しい難所だと言われています。
車で行けるようになった現(xiàn)在でも、國道から細い山道を登って1時間30分近くかかります。
11番の藤井寺から山道を超えて6〜8時間もかかる遍路道は、今でも徒歩でしか通ることができないそうです。
焼山寺はもともと役小角が開山し蔵王権現(xiàn)を祀って庵を結(jié)んだのが始まりでした。
後にこの地を訪れた弘法大師が焼山寺を創(chuàng)建することになるのですが、そこには寺の名前の由來につながる伝承があります。
その昔、修行でこの地を訪れた弘法大師が杉の下で眠っていると、夢の中に現(xiàn)れた阿彌陀如來が周囲に異変が起こっていると知らせました。
大師が驚いて目を覚ますとあたり一面は火の海。
大師が身を清めて真言を唱えながら山を登っていくと徐々に火が消えていき、9合目あたりで今度は巖窟から大蛇が出てきて大師に襲いかかってきました。
そのとき虛空蔵菩薩が姿を現(xiàn)し、大師はその力を借りて大蛇を封じ込めました。
大師は三面大黒天を彫って巖窟の上に安置するとそれ以來天変地異が起こらなくなり、
そして虛空蔵菩薩を刻んで本尊とし、焼け山の寺と名付けたそうです。
大蛇を封じたという巖窟は境內(nèi)から奧の院への途中にあり、三面大黒天は本堂に向かって左側(cè)の三面大黒天堂に安置されています。
知恵の徳を與えてくれる弁財天と、民衆(zhòng)に寶を授けてくれる毘沙門天と、悪魔を降伏させる力のある大黒天の3神が一體となった三面大黒天は、除災(zāi)招福の神として大変信仰を集めています。
※寫真使用料及びロイヤリティフリー素材寫真を使用。
引用先サイトは、徳島県観光情報サイト 阿波ナビ
品名:焼山寺、をダウンロード使用。
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