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和紙彫塑による弘法大師空海の世界

四國(guó)八十八ヶ所を開創(chuàng)した弘法大師空海。

八十八ヶ寺の遍路は知っていても、
空海の人物そのものについては知らない人も多いかと思います。

讃岐の國(guó)（香川県）に生まれた空海は、
生まれた時(shí)から數(shù)々の瑞兆がみられたといいます。

“人”として生まれ出てから出家に至るまでの苦悩、
出家してからの厳しい修行、萬難を廃して唐へ渡り學(xué)んだこと、
帰國(guó)してから行った數(shù)々の偉業(yè)など、
その人生は波亂萬丈であり、
空海の殘した足跡は今も私たちに多くの影響を與えています。

その空海の人生と思想、世界観を
世界的な人形作家の內(nèi)海清春氏の手による
比類なき美しさを持った和紙人形の群像で再現(xiàn)した
「蜜?空と海−內(nèi)海清春展」が、平成27年9月19日から
愛媛県歴史文化博物館で常設(shè)展として始まりました。

人形と背景に使われている和紙は全て四國(guó)産。

あえて色の付いた和紙ではなく“白”だけを用いているのは、
見る人が自由にイマジネーションを広げられるため。

あえて人形の瞳に黒目をいれないのは、
個(gè)性や意思を強(qiáng)く表現(xiàn)すぎてしまわないため。

ただ単に空海の人生をなぞるだけではなく、
空海が悩み、苦しみ、喜び、悟りを開くまでの様々なシーンを、
作家の目を通して人形達(dá)に託し、厳しさを感じるほどの
リアリティを追求して描かれた人形絵巻。

空海の世界観を體感するだけでなく、
自分自身の內(nèi)面と向き合うような
不思議な感覚を覚えることができるのは、
やはり作家の想いが現(xiàn)れているからでしょうか。

內(nèi)海氏の想いが凝縮された展覧會(huì)。

照明やBGMひとつをとっても一切の妥協(xié)のない、
まさに人形たちによる“舞臺(tái)”のような展覧會(huì)は
言葉では表現(xiàn)できないほどの満足感を得られます。

愛媛県?西予市?愛媛県歴史文化博物館
當(dāng)分譲地より約46Km?車で約1時(shí)間
寫真は平成27年9月撮影