萬病に効く名高い溫泉と宿坊が人気だった駅路寺
- 更新日:2015年08月27日
- カテゴリ:歴史
徳島県?『安楽寺』のかつての境內は
現在の場所から2kmほど離れた安楽寺谷にあり、
當時は溫泉が湧いていたそうです。
現在の場所から2kmほど離れた安楽寺谷にあり、
當時は溫泉が湧いていたそうです。
溫泉のある寺として親しまれていた安楽寺でしたが、
天正年間(1573〜1592)に長宗我部軍に攻め込まれて堂宇は焼失し、
萬治年間(1658〜1661)に現在の地に移されたそうです。
天正年間(1573〜1592)に長宗我部軍に攻め込まれて堂宇は焼失し、
萬治年間(1658〜1661)に現在の地に移されたそうです。
本尊、本堂ともに昭和30年代後半に再建された比較的新しいお寺ですが、
江戸時代初期に藩主の蜂須賀公が寄進したという茅葺屋根の方丈は、
質素ながら堂々とした建物。上段の間では歴代の藩主が、
上の間では家老が宿泊?休憩したと伝えられています。

江戸時代初期に藩主の蜂須賀公が寄進したという茅葺屋根の方丈は、
質素ながら堂々とした建物。上段の間では歴代の藩主が、
上の間では家老が宿泊?休憩したと伝えられています。

また、江戸時代には宿に困ったお遍路さんや旅人を泊めるよう
藩主から指定された「駅路寺」として発達し、たくさんの人が利用したそうです。
藩主から指定された「駅路寺」として発達し、たくさんの人が利用したそうです。
現在でも「安楽寺谷溫泉弘法の湯」として利用でき(宿泊者のみ)、
マッサージチェアやコインランドリー、
巡禮用品なども販売している売店などもそろっています。
貴重な所蔵品や美しい仏像、藩主が利用した部屋などを見學できたり、
朝は仏前で読経する「お勤め」を體験することができるという特権もあります。
もちろん宿泊部屋も清潔で快適です。
會社の研修や學生の合宿などとしても利用することができるそうですよ。
徳島県板野郡上板町?「第六番札所 溫泉山 瑠璃光院 安楽寺」
當分譲地より約240Km?車で約3時間10分
寫真は平成26年11月撮影
※寫真の掲載につきましては
“四國八十八箇所霊場會”から使用の承諾を頂いております。
當分譲地より約240Km?車で約3時間10分
寫真は平成26年11月撮影
※寫真の掲載につきましては
“四國八十八箇所霊場會”から使用の承諾を頂いております。









