【春】菜の花と函館の関係とは……?
- 更新日:2015年05月30日
- カテゴリ:周辺情報

本來は油を取るための植物として栽培される、菜の花。國內には菜の花畑で有名な町が幾つもありますが、函館にも小規模ながら菜の花を栽培している場所があります。

ここは、函館空港からほど近い、函館牛乳の工場敷地。ちょっとした立ち寄りスポットとして人気があり、記念撮影用のベンチや牛乳パックを模した置物などがあります。

すぐ隣には、乳牛たちの姿が。牛の餌が販売されており、自分で牛に餌を與える體験もできます。ここで見られるのはまだまだ若い牛で、體もそれほど大きくありません。とは言っても人間の子どもの背丈よりはだいぶ上のほうに顔がありますが。

牛たちがいる場所のすぐ近くに、菜の花畑があります。これは市民団體が毎年育てているもので、最終的には油を取ってキャンドルにし、燈すイベントを開いています。菜の花は、函館を発展する基礎を築いた江戸時代の豪商?高田屋嘉兵衛の出身地である淡路島の特産品でした。その物語は、「菜の花の沖」という小説に描かれています。

能書きはさておいて、美しい景色を見ておいしいものを食べるのが心安らかに入られる秘訣。工場隣接の売店では、濃厚なソフトクリームをはじめとしてさまざまな乳製品を販売しています。立ち寄りついでにぜひ。











