【冬】散策のおやつはパリッと焼きソーセージ
- 更新日:2015年02月03日
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函館みやげにもいろいろありますが、昔から有名なもののひとつが、函館カール?レイモンの食肉加工品。函館で生まれた、本場仕込みのハム?ソーセージです。
カール?レイモンの創始者は、ドイツ生まれの職人、カール?ワイデル?レイモン。大正13年に函館に工場と店を構え、90歳近くまで精力的にハム?ソーセージ類の製造を続けました。舊工場跡地に建てられた「レイモンハウス元町店」前には、在りし日の彼の胸像が置かれています。
レイモンハウス元町店の2階は展示ブースとなっており、レイモン氏の畜産業にかける思いと波亂に満ちた生涯に觸れることができます。また、1階は多彩な製品が並ぶ物販スペースとカフェスペースになっています。
カフェスペースでは、その場で焼く焼きソーセージやホットドッグなどを味わうことができます。これらのメニューが食べられるのは、カール?レイモンの店舗の中でもここ元町店だけ。數々の観光スポットにも近く、散策時の休憩スポットとしても人気です。
焼きあがったソーセージはパンではさんで食べます。お好みでマスタードやケチャップを付けても良し。ひと口かむとパリッと小気味良い音を立てて皮がはじけ、じゅわっと肉汁があふれ出ます。歴史の重みを知ってから食べると、おいしさもまたひとしお。