【冬】消防出初式大幅縮小!意外と明るいそのわけは

各自治體で行われる新年恒例行事「消防出初式」。函館市でも正月休み明けに開催されましたが、今年はある事情により例年とはだいぶ様子が異なったようです。

ずらりと整列した消防隊員と消防自動車。なんとも頼もしい姿ですが、何やら後方に工事用の足場らしきものが見えます。

角度を変えてみると、この通り。消防車のすぐ後ろに迫るように建設中の建物がそびえています。これは、2015年8月完成予定の「函館アリー
ナ」。従來の函館市民會館の前庭広場跡地に建設されている、スポーツや各種コンベンションのための施設です。

函館市の出初式では毎年、各隊による行進やはしご乗りの演技、放水訓練などが行われていましたが、今年はこの工事の影響で會場が縮小されてしまい、出初式の行事も大幅に短縮。例年は40分程度かかる式典が5分程度で終わってしまいました。その代わり、子どもたちが消防車を見學する時間はたっふり取っていたようです。

さて、建設中の「函館アリーナ」は、大小2つの円形のスタジアムをつなげた形。大きいほうのメインアリーナは5,000人、小さいサブアリーナは1,000人を収容することが可能で、プロスポーツの催行やコンサートなどの興行利用が見込まれています。オープン後にどんな利用のされ方をするのか楽しみです。

上記寫真は當分譲地から約50km、
函館市湯川町にて平成27年1月撮影。