【初秋】改裝中の古い商家を特別公開

初秋のとある晩、今は使われていない函館の古い商家が特別公開されました。とりたてて有名なわけでもない建物ですが、ある理由があって公開されたとのこと。

その建物とは、函館港の埋立地「緑の島」入口すぐ向かいにある「舊松橋商店」。以前は會(huì)社の事務(wù)所として使用されていたそうですが、現(xiàn)在は空き家になっています。

本來は取り壊されることになっていましたが、古い建築物を守りたいとする有志が集まり、この建物を借り受けることに。建築家により、建物を再生する「リノベーション」工事が行われている最中です。

1階はがらんとしていますが、2階に上るとまるで旅館のような和室に。今回、建物の活用法自體は決まっていないために內(nèi)部の改裝には手をつけず、外観の復(fù)元のみ行うそうです。

今ではなかなか見られない透かし彫りの欄間が何箇所にも施されている様子から、當(dāng)時(shí)の隆盛が伝わってくるようです。今回の公開には、多くの人にこの建物の現(xiàn)狀を見てもらうことで活用について少しでも関心を持ってもらおうとの思いが込められているとのこと。少しでも良い方向に進(jìn)むことを願(yuàn)いたいものです。

上記寫真は當(dāng)分譲地から約50km、
函館市大町にて平成26年9月撮影。