【夏】歴史を再現?函館灣でボート競漕
- 更新日:2014年08月30日
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毎年8月、150年前の史実を基にしたボートレースが函館灣で開催されています。その名も、ペリーボート競漕。

ペリーが函館に來航した際、日本側の役人は8人で小船に乗り、全員で櫂を漕いで港に停泊する黒船に橫付けし、交渉のために乗り込んだという記録があります。この様子を再現するため、このレースでは8人1組のチームで速さを競います。

函館灣に設けた特設の桟橋から、ボートがいっせいにスタート。會場に設けた折り返し地點でターンして戻ってくるとゴールになります。船尾にある舵の操作が難しいようで、ターンの際に隣のコースにまで進入してしまい、失格になるチームも。

レースはトーナメント形式で行われます。職場単位のチームなども多く、岸壁には応援する仲間たちの姿も。

長丁場の大會とあって、岸壁には飲食物を販売するテントや子ども向けの遊びのコーナーも設けられています。オールが立てるしぶきが夏の日差しにきらきらと輝きながら落ちていくのを眺めながら、冷たいかき氷を食べるのも夏ならではの楽しみといったところでしょうか。











