【春】桜の時期にはサクラマス!
- 更新日:2014年05月17日
- カテゴリ:周辺情報
春に旬を迎える食べ物にもいろいろありますが、桜の咲く時期にふさわしい海の幸といえば「サクラマス」を筆頭に挙げる方も少なくないのでは。サクラマスはかなり大型のマスで、市場では高級魚の扱い。小さなマスなら春の時期にスーパーなどにも出回りますが、サクラマスはなかなか店頭ではお目にかかりません。
ところが、たまたま別の用事で足を運んだ津軽海峽ターミナルの食堂「海峽日和」にて、「桜鱒定食」の張り紙を見つけてしまいました。5月初旬までの期間限定とのことで、この機を逃してはならないとさっそくいただくことに。
函館沖で獲れたサクラマスをいったん冷凍して「ルイベ」にしたものをのせた丼がメイン。わさびの代わりに、北海道にはファンの多い「山わさび」が添えてあります。くさみがなく、とろりと柔らかいサクラマスに刺激的な山わさびの香りがマッチして、口の中でとろけるよう。丼にかける醤油のみならず、味噌汁の味噌や天ぷらの塩も道南産というこだわりぶりもグッドです。
同じ場所で、「道南天然巖のり定食」という張り紙も見つけてしまいました。知る人ぞ知る道南の名品を集めた定食ということで、こちらもいただいてみます。
ご飯に敷いてあるのは、松前町産の天然巖のり。希少さと味の良さで知られており、地元でも10枚で3000円から4000円程度はするという高級品。口に運んだ瞬間、普段食べているものとはまったく違う香ばしさに包まれます。付け合わせも、鹿部町産のたらこ、八雲町産の山漬け(塩鮭)など道南では名だたる名品ばかり。道南の食材?食産品のすばらしさを実感した食事になりました。