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全區畫溫泉付！別府灣を望む、海辺のスローライフ。別荘、定住どちらも楽しめます。

豊後水道の一番美味しい魚は？

更新日：2013年08月21日
カテゴリ：探検

みなさん、お魚さんはお好きですか？

お魚大國ニッポンの、あまたある漁場の中で、

美味しさ一押しの豊後水道で、一番の魚ってなんでしょうね

関アジ関サバは、間違いなくナショナルブランドの高級魚ですね

特に、サバについては、夏の３０ｃｍ前後くらいのサバでも、

プリプリの脂身の美味さに、『なるほど、これか』と驚かされます。

佐賀関の入り口の有名なＹ田會館では、

刺身盛り合わせ御膳などの料理を提供しつつ、

活けの関サバを全國発送もしていますが、

４０ｃｍに屆いていないサバが、今年の春先、

１本６０００円という値をつけており、目を剝いたものでした

このサイズなら、
間違いなく

市場価格１本　〇千円
でっせ

Ｔ様、どや顔の
サバゲット

価値ある大サバ、古武士のイメージ

のＵ様も思わず、
頬もゆるむ

関サバは、佐賀関漁協所屬の職漁船が、

擬餌針の一本釣りで釣り上げ、念のため２～３日、食事制限で、

腹の中のアミエビを消化させたあと、活かした狀態か、

活け締め、タグを打たれて築地などに送られます。

それはブランドを守るための手続きコストが積み上げられただけで、

その近辺で我々が遊漁船で釣って食べるサバと、味については、

海の中に仕切りが無い以上、なんら差はないのです

『関サバ』とお品書に表示して、手ごろな価格で小料理屋などで

提供される似非（えせ）関サバだって、

関サバになりえなかっただけの同じ美味しいサバなのです。

ただ、網にかかったのと釣ったのとでは食感の違いは、

確かにあります

また、『明石の鯛』という先輩ブランドがあったために、

瀬戸內海の入り口出口の豊後水道の鯛はウマさでは同等なのに、

大分の名産?特産を売り込む１村１品運動での、

『二番煎じはいかがなものか』との結論からか、

関アジ関サバが前面に出ることによって、

美鯛がワリをくっているのも間違いないのです。

８５ｃｍの大鯛、Ｕ様自己記録更新

こんなんも釣れるのです。

実は美味いのにという意味では、

鯛もわかりやすい陽の當らない殘念組ですが、

豊後水道一番の難しい釣りになるターゲットこそが、

イリコ一押しのウマい魚であることを提唱したいのであります。

それは、４０ｃｍ級のイサキです

もう片方の瀬戸內海の出入り口になる紀淡海峽の南で、

慣れ親しんだイサキは、數こそ３０～１００尾ほど、

毎回釣ってきたのだが、サイズは、３０ｃｍどまりで、

あまりありがたく味わった経験がありませんでした

リゾートから、南を望んで、佐賀関と佐田岬を結ぶ線上に
、
高島という島が浮かんでいます。

その高島とさらに南の無垢島との中間でイサキ五目を釣らせる

遊漁船は、大分市は細港と、神埼港のいくつかの船があって、

我々リゾートの面々は、細港の『薬丸』を御用達にしています。

高島を南から見た

釣りポイントです。

右手に『速吸瀬戸』

～佐田岬とつながる

のです。

南に、無垢島が、

寢そべった３頭身

くらいの子供みた

いに見えます。

そこの常連だけが、このイサキの釣り味を體験し、

その周辺のお友達のみが、このウマさを知っているのです

難しい釣りなので、リゾートのこのメンバーは數少なく、

イリコの師匠で、あちこちの釣り船に同行、

紹介してくれたＳ田さん、リゾート入居第１號のＨ先生、

週２回釣行をルーティンにしていたＹ田さん、

あとは、イリコが紹介してハマってしまったＹ口さんに、Ｕ島さん、

近くハマるだろうＭさんくらいですね。

イサキ獨特のアタリは、喰って真下に反転するので、『ドンッ』と、

手持ちの竿に明確に伝わります。

天秤吹き流しの３ヒロ（４．５ｍ）の幹糸に、

３本、ハリを配した仕掛けで、撒き餌、付け餌ともオキアミで、

食いが活発なときは、どのハリに喰ったか判ることもあり、

えさの殘っているハリをイサキのタナに誘い上げることも可能になり、

ダブルがとれれば、『腕をあげたな！』ゆうことになり、

『悟ったかも』と內心ほくそ笑んだりするのです

ダブルのイサキ

やりました

たま～に、こんなことがあるので、

『やめられまへん』のです。

鯛は三段引きといって強烈なやりとりを楽しめますが、

浮袋の調節能力に弱く、垂直方向に３０ｍを超えてファイトできない

のですが、イサキは最後まで引き味を楽しめます。

しかし口の橫に掛けたときは、たび重なる抵抗で、

ハリ穴が広がって、ふわっとたるませたりすると、ハリハズレし、

海面近くで、バイバイされることも多々あるのです

４０ｃｍ超え、１ｋｇ強の大物、目の縁に
大物の証明が…。

あたりまえのように
釣り上げる、Ｙ田様。
あくなき、釣りの求道者で、

『必殺仕事人』です

最大は５７ｃｍというから、
スゴいのです。
６月２３日、佐伯の船で、
３７枚って、スゴいっしょ

４０ｃｍを超えると、１ｋｇくらいになり、體高も、厚みもでっぷりあり、

黒目の周りに白い脂の縁取りが出るのです。

単身赴任していた時分には、この１枚で、半身を刺身に、

食べきれない分はイリコ特製のリュウキュウというか、

ヅケにして後日のお茶漬けに、半分に割ったカブトやアラは、

潮汁とアラ炊きに、殘りの半身は、２～３切れに分け、

塩コショウして、冷凍保存、焼いたり、ソテーしたりで、

ごはんがススみ、幸せな一週間を過ごせるのでありました。

『築地魚河岸三代目』とか『美味しんぼ』みたいに気の利いた、

味についてのコメントはできませんが、

冷凍庫の底に眠ることは決してない、消費サイクルの短い、

美味しい魚であります

それは釣り仲間の周辺にお住まいの人々の、

イサキのおすそ分けに対しての喰いつきが

明らかに違うのを見てもわかるのです。

しかし、人気が出る必要はありません。

隠れファンがいるだけでいいのではないでしょうか。

関アジや関サバみたいに全國に大量出荷できるほどの、

個體數でもないでしょうから、町おこしにはつながらない。

ですが、ほんまもんのウマさは、他にもあるというのを、

知っていただければ、さらに豊後水道の値打ちを高めることに

つながるのではと、思うのであります