【夏】青森ねぶたが函館に登場

8月1日から開催された「函館港まつり」に、青森市から青森ねぶたがやって來ました。2年に一度ほどのペースで港まつりには青森ねぶたが登場していますが、今年は特別な企畫で注目されていました。

今年の特別な企畫とは、ねぶたの海上運行。ねぶたの海上運行には燈篭流しのような儀式的な意味があるとのことで門外不出だそうですが、青函友好の証として一度限り青森市から許可されたそうです。

海上運行が行われたのは、函館港での花火大會の直前。臺船に乗った大きなねぶたが、岸壁に詰め掛けた観客の前にゆっくりと近付いてきます。それと同時に、仕掛け花火が點火。後にも先にも一度限りの海上運行を祝うように、打ち上げ花火も夜空に広がりました。

ねぶたが近付いてくると、ねぶた囃子を演奏する皆さんが臺船の上に並んでいるのが見えてきました。笛や鉦、太鼓の音も響いてきて、浮き浮きした気分になってきます。

初めての海上運行は、にぎやかな中にもおごそかな雰囲気で幕を閉じましたが、青森ねぶたは翌日の港まつりのパレードにも登場していました。しっとりと進んでいく海上運行とはまた違い、ハネトを先頭に威勢よく道路を進んでいく大きなねぶた。沿道の観客からも大きな拍手が送られていました。

上記寫真は當分譲地から約49km、
函館市豊川町などで平成25年8月撮影。