【冬】大學生が考える函館のおみやげとは?
- 更新日:2013年02月20日
- カテゴリ:周辺情報
公立はこだて未來大學で情報デザインを學ぶ學生さんたちが、學外で研究発表展示會を開きました。
地域に根差した研究にとても興味が湧き、見學に行ってきました。
展示會の會場は、函館の十字街電停近くにある函館市地域交流まちづくりセンター。
昔は丸井今井呉服店として使われていた趣のある建物です。
展示會では1つの研究につき1つのブースが割り當てられ、研究內容をパネルに記したものと製品の見本とが展示されていました。
行ってみて初めてわかったのですが、「函館のおみやげ」と言っても「まんじゅう」のような単なる製品を開発する研究ではなかったようです。
どうやら、ITと呼ばれる情報技術を活用して、旅行に來た思い出を持ち帰ってもらう仕組みやリピートしてもらうきっかけを作ろうという研究だった模様。
たとえば、はこだてクリスマスファンタジーのツリーに取り付ける飾りを旅行者に作ってもらおうという研究がありました。
毎年函館のいろいろな場所に飾ってその様子を寫真で制作者に送り、5年目にクリスマスツリーに飾って役目を終える、という流れにしたら5年後に函館にまた來てもらえるのではないかというアイディア。
函館旅行で撮った寫真を自動的に旅の絵本にしてくれるというスマートフォン用アプリもなかなかユニークな研究でした。
地元に帰ってから人に見せることで、自分も今度函館に行ってみようかなと思わせる作戦だそうです。
研究に攜わったチームごとの口頭発表も行われました。
使い方や使うであろう場面を寸劇で表現(xiàn)していたチームもあり、楽しく聞くことができました。
普段は知ることのできない大學の研究がぐっと身近に感じられ、今後もぜひ地域のためにいろんな研究に取り組んで欲しいなと心から応援したい気持ちになりました。
上記寫真は當分譲地から約49km、
函館市末広町で平成25年2月撮影。
ロイヤルシティ鹿部リゾートの資料と共にお送りします。