四國八十八箇所霊場の第六十五番札所 「由霊山 三角寺」
- 更新日:2013年09月12日
- カテゴリ:歴史
聖武天皇の勅願により、彌勒菩薩の浄土を
現して行基が開基したという「由霊山 三角寺(さんかくじ)」
現して行基が開基したという「由霊山 三角寺(さんかくじ)」
弘法大師が安置した十一面観音を本尊として安置し
同時に不動明王像も刻んで護摩壇をつくり
降伏護摩の法を修めたとも伝えられています。
同時に不動明王像も刻んで護摩壇をつくり
降伏護摩の法を修めたとも伝えられています。
72段の石段を登って山門をくぐると、
まず梵鐘をつくのが作法だそうです。
まず梵鐘をつくのが作法だそうです。
本堂に「安産御腹帯授與所」の札がかかっているのは
本尊の十一面観音が安産?子育て?厄よけの仏様だから。
本尊の十一面観音が安産?子育て?厄よけの仏様だから。
他にも足腰の健康やボケ封じとしての信仰も厚いそうです。
また、弘法大師が降伏護摩の修行をした
三角形の護摩壇の跡が薬師堂の橫にあり、
寺名はこの三角形の護摩壇に由來しているそうです。
三角形の護摩壇の跡が薬師堂の橫にあり、
寺名はこの三角形の護摩壇に由來しているそうです。
今は「三角の池」という、その名の通り三角形をした池になっていて、
池の中にも三角形をした島がつくられ弁財天が祀られています。
この寺を訪れた小林一茶が「これでこそ登りかひあり山桜」
と詠んだ句が殘されているほど見事な山桜も有名で、
春になるとお花見に訪れる人も多いとか。
と詠んだ句が殘されているほど見事な山桜も有名で、
春になるとお花見に訪れる人も多いとか。
樹齢30〜400年にもなると言われ、大きく広げた枝いっぱいに
花を咲かせる春が來るのが待ち遠しくなりますね。
愛媛県四國中央市“三角寺”
ロイヤルシティ佐田岬リゾートより約170㎞ 車で約3時間10分
ロイヤルシティ佐田岬リゾートより約170㎞ 車で約3時間10分
※寫真は愛媛県の観光情報サイト いよ観ネットより引用の承諾を得ております。
※四國八十八箇所のご紹介については“四國八十八箇所霊場會”からの承諾を頂いております。
※四國八十八箇所のご紹介については“四國八十八箇所霊場會”からの承諾を頂いております。