【北海道地名図鑑】今は無き火山と溫泉の町
- 更新日:2011年10月01日
- カテゴリ:周辺情報
北海道の地名が読めないと思った方は多いのではないでしょうか?
アイヌ語への當て字で付けられた名前が多いからこそ読みにくいのですが???
今回の地名は実はもう合併して無くなった町の名前です。
ただこの周辺、観光に行かれた方も多いかと取り上げてみました。
今では洞爺湖町と名前だけでかなりイメージしやすい町となったこの町は以前は「アブタ」と言っていました。
語源としてはアイヌ語の「アプタペッ」が釣り針を作る川という意味、
もしくは「ハプタウシ」としていつもウバユリの球根を掘るところと言った意味も説としてあります。
この舊虻田町、何が有名だったかというと、もちろん洞爺湖溫泉がある場所として周辺の有珠山や昭和新山などの火山 (虻田町ではないですが)への拠點として多くの方々が観光に來られた場所でもあるんです。
1977年と2000年の有珠山の噴火では洞爺湖溫泉への被害は大きく、1977年の火山に関しては火山科學館でも見學できますが、かなりのものだったようです。
ただ、溫泉街の人気はこの噴火に負けることは無く、今でも高い人気を誇る溫泉街として人気がある事は皆さんもご存知の通りかと思います。
湖を眺めながらのんびり溫泉。そんなロケーションは北海道には結構ありますが、やはりここは王道かもしれませんね。













