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選奨土木遺産として認(rèn)定された「明治橋」

　八幡浜には酒蔵や古いまち並みにノスタルジックな港町風(fēng)情が殘っています。

　そんなノスタルジーを感じさせてくれるものの一つに、千丈川に架かる鉄筋コンクリート製の「明治橋」　（分譲地より約31ｋｍ）があります。

　長(zhǎng)さ25.4m、幅5m、欄干が美しいアーチを描く、平成22年度選奨土木遺産として認(rèn)定された?jī)?yōu)美なアーチ橋です。

選奨土木遺産とは「土木遺産の検証を通じて歴史的土木構(gòu)造物の保存に資することを目的」とし、社會(huì)へのアピール、土木技術(shù)者へのアピール、まちづくりへの活用、失われるおそれのある土木遺産への救済などが促されることを期待した土木學(xué)會(huì)による認(rèn)定制度。

アーチの下側(cè)に路面がある鉄筋コンクリートの下路橋で、現(xiàn)役としては國(guó)內(nèi)で最も古いことが評(píng)価されています。

　現(xiàn)在架かっているのは二代目の橋で、もともとの橋はアーチ型ではなく、1904（明治37）年頃に木製トラス（直線部材を三角形狀に結(jié)合して組み合わせた構(gòu)造）橋だったそうです。

　八幡浜出身で日本の航空機(jī)の父とも呼ばれる二宮忠八翁が少年時(shí)代、初代明治橋のたもとで自作の凧をあげ、それを多くの人に見(jiàn)せて売って家計(jì)を支えていたというエピソードも殘っています。

　完成した當(dāng)時(shí)は橋腳のない橋は珍しく、近郷近在から弁當(dāng)持參で見(jiàn)物に來(lái)る人もあったとか（昭和62年発行八幡浜市誌より）。

　1930（昭和5）年に現(xiàn)在のアーチ型の鉄筋コンクリート橋に掛け替えられたそうです。

　明治橋の周辺には八幡浜の中でも特に古い建物がたくさん殘っています。造り酒屋の煙突、路地の理髪店や酒屋、雑貨屋などなど…。

　
　賑やかさ、華やかさとはないかもしれませんが、しっとりした何とも言えない懐かしさが魅力のエリアです。

（寫(xiě)真は2枚とも八幡浜市より提供いただきました)