753年、唐から日本に仏教を伝えに來日した名僧?鑑真和上が
屋島山の山頂に瑞光を見て、そこに仏像やお経を納めて
開基したのが香川県高松市?屋島寺の始まりです。

その後、弘法大師が嵯峨天皇の勅命で伽藍(lán)を建立して
84番目の霊場とし、現(xiàn)在に至っています。

標(biāo)高約300mの屋島は那須與一の扇の的や義経の弓流しなどで有名な
源平合戦の古戦場の史蹟があることでもよく知られていて、
源平盛衰記絵巻物、「源氏の白旗」、屋島合戦屏風(fēng)など
豊富な寺寶が保存?展示されているお寺でもあります。

 

 

仁王門をくぐって阿波?蜂須賀家寄進(jìn)の四天門を通り抜けると、
瓦葺きに朱塗りの柱が特徴的な、室町時(shí)代の再建と伝えられる本堂があります。

この本堂は、10世紀(jì)頃（藤原時(shí)代初期）に作られた十一面千手観音菩薩、
鎌倉時(shí)代作の「平家供養(yǎng)の鐘」とともに國の重要文化財(cái)に指定されています。

 

また、見どころの一つとしてユニークなのが、屋島寺に合祀されている簑山神社があります。

ここには日本三大貍のひとつで、変化術(shù)では日本一と稱される「太三郎貍」が祀られています。

弘法大師が屋島の麓で迷ったときに、簑をかぶった老人に変化して
大師を山頂まで導(dǎo)いたと伝えられています。

太三郎貍は一夫一婦の契りもかたいとされ、夫婦円満、縁結(jié)び、
子寶、水商売の神として信仰を集めていますので、
屋島寺へお參りをするときにはぜ簑山神社にも忘れずに參拝したいものですね。