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「新居浜太鼓まつり」

愛媛県東予地方の秋祭りは
西條まつりからスタートして、徐々に東に場(chǎng)所を移しながら
次々と行われていくことでも知られていて、
お祭り好きの人は秋になると仕事が手につかないほどだとか。

西條まつりが終わると、次は隣の新居浜市で
「新居浜太鼓まつり」がにぎやかに始まります

「新居浜太鼓まつり」は徳島の阿波踴り、
高知のよさこいまつりとともに四國三大祭りの
ひとつに數(shù)えられている大きなお祭りです。

西條の”女祭り“と対抗する勇壯華麗な“男祭り”
として全國的に知られるようになりました。

西條まつりのだんじりと違い、
新居浜太鼓まつりの主役は
豪華絢爛な金糸の刺繍が施された飾り幕と、
大きな天幕を持つ太鼓臺(tái)。

太鼓臺(tái)が記録上に初めて登場(chǎng)するのは江戸時(shí)代後期のことで、
當(dāng)時(shí)は神輿太鼓と書かれていましたが、
次第に太鼓臺(tái)と稱されることが多くなってきたそうです。

幕末から明治時(shí)代の太鼓臺(tái)は今よりもずっと小さく、
飾り幕は薄めで、天幕も今のようなふくらみのない地味な形でした。

しかし、別子銅山の隆盛とともに太鼓臺(tái)も大型化し、
昭和初期には現(xiàn)在の形になったとか。

市內(nèi)には52臺(tái)の太鼓臺(tái)があり（2013年現(xiàn)在）、
各地區(qū)でそれぞれの特色を活かしたかきくらべが行われます。

150人余りのかき夫が息を合わせて
2.5t〜3tもある重たい太鼓を擔(dān)ぎ上げ、
鳴り響く太鼓の音とともに四隅の房が亂舞する様は迫力満點(diǎn)。

「盆?正月には帰らずとも、祭りには帰る」
とも言われるくらい、
新居浜っ子は祭りに情熱を注いでいるのです。

愛媛県?新居浜市「新居浜太鼓まつり」
ロイヤルシティ佐田岬リゾートより約150Km?車で約2時(shí)間40分
寫真は平成25年10月撮影