宇和島が熱く燃え上がる3日間「和霊大祭」
- 更新日:2010年07月16日
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伊達政宗の長男で宇和島藩の初代藩主?伊達秀宗に仕えた家老山家清兵衛(やんべせいべえ)の霊を祀っている和霊神社(分譲地より約64km)。
山家清兵衛は宇和島藩のお家騒動に巻き込まれ非業の最期を遂げた人物で、恨みを殘して死んだ山家清兵衛の霊を鎮めるために行われる夏のお祭りが和霊大祭なのです。
色とりどりのコスチュームに身を包んだ若者たちが、「ガイヤ?オン?ザ?ロード」のリズムに乗って激しく踴る「ガイヤカーニバル」で祭りは幕を開けます。
今年22回目を迎えるガイヤカーニバルは年々參加人數も増え、まち中が興奮と熱気に包まれます。
ほかにも「宇和島音頭」に合わせて踴る宇和島おどり大會、花火大會なども行われます。
(平成21年8月撮影)
祭りの一番の見どころは最終日夜間の勇壯な走り込みでしょう。
(寫真は「愛媛の旅」のDATA素材集えひめ〜くより)
かがり火で照らされた和霊神社前の須賀川の川面に祭太鼓が轟き、3體の神輿とさまざまな山車が走り込み、川の中央に立てた竹のてっぺんに付けられた御幣を奪い合います。
竹の先に付けた御幣を取った瞬間、祭りは終わりとなるのです。
中日には宇和島灣から尺玉や海面で開く水中花火が、3日目には須賀川の仕掛花火と丸山公園の打ち上げ花火が上げられ、夏の勇壯な祭りを盛り上げてくれます。
今年は2010年7月23日、24日(まつりは7月22日~24日)に開催です。









