『燃えよ!ドラ5ン?』
- 更新日:2017年12月15日
- カテゴリ:釣り
全國各地で、今一番熱い釣りは、太刀魚ではないでしょうか。
昨秋もエントリーした、おそらく大分イチ釣らせる『照陽丸』への
申し込みでは、9月15日の問い合わせ段階で、10月一杯アキ無し、
辛うじて、11月1日にエントリーが可能だったくらいなのです。
S師匠が利用しているリゾート北隣の納屋港の『そうや丸』さんにも、
10月16日に、師匠とともに、エントリーしていましたが、臺風21號の
余波でダメになりました。その時の同時乗船予定客の5名は、
中國からの観光客だったらしく、ネットで『ドラゴンゲット!』への
憧れみたいなのが、広がっているのでしょうか。
ドラゴンは、中國陶器や貨幣の特徴的な絵柄でもあるし、王宮への
導き獣的存在なのでしょう。
◆臺風22號の後、久しぶりの好天に恵まれ、いざドラゴン退治!
とまれ、我々太刀魚ハンターは、釣れた太刀魚の體高幅を、手のひらを
當てて、指5本分あれば、ドラ5といい、それ以上の怪物を、ドラ7、
ドラ8などと呼んで、その大きさを競っているのであります。
昨秋も、『照陽丸』さんで、隣の釣り師がドラ7を釣りましたので、
今年の11月1日はイリコの番!と、腕撫していましたのです。
ダブルフックの太刀魚テンヤ50號の背中の棘に、小ぶりのイワシは
1匹そのまま、サンマは切身を乗っけて、極細の針金でぐるぐる巻いて
固定し、電動リールで、水深140m~110mを探り釣ります。
ポイントは、『速吸の瀬戸』の南東海域です。
そこに太刀魚狙いの船が40隻近く、集結しているのですから、
なかなか壯観です
◆このカットを拡大し、船影を數えると27隻でしたが、み、見えませぬ!
一投目から、ふわっとした食い上げに大きく合わせると、ズシっと
アナリスター太刀魚ロッドに乗ってきました。
好調!好釣?昨年と大違い、まずは目指せ『ツ抜け』です。
◆アナリスタータチウオとマグマックス300のセットです。
グッジョブ!してくれました。
4本ゲットの後、食い渋りと、隣の熊本からのお客さんとのライン
トラブル。
92mで、PEラインを切られてしまい、違うセットに切り替えも、
糸送りが極めて遅い。左右の同船者の仕掛けがタナに著いて、
ファイトモードにはいっているのに、まだ半分程度しか、テンヤが
降りない狀況です
これは、おマツリ(ラインや仕掛けが絡まりあう)の原因になると
判斷、また元のセットに戻します。
その間、左右の釣り師に倍ほどの差をつけられ、心優しきミスミ船長、
見かねて、イリコにアタリの取り方を懇切丁寧にレクチャーして
くれます。
『い、いや、そんな問題やないんやけど…』ですが、
ありがたく拝聴ですう。
◆熊本市內からの遠征、この秋3回目らしいですが、よく釣ってました。
隣の客人のドラ6の後、イリコにもやや小ぶりのドラ5がやっと
來ました。
これもかなり食い上げた後、強烈な抑え込みで、ドラグを少し緩めた
ほどで、センチョーに『おめでとう!』の寫真を撮ってもらいました。
午後1時過ぎ、『ツ抜け』突破をセンチョーに報告も、それくらいは
當たり前みたいな表情ですう。
なるほど、それで満足はダメっすよね、と気合を入れなおし、
その後の殘り1時間と少しで、怒濤の追い上げ、コドモドラゴン含む、
11本を追加して、全體で21本は、數の上では、船中上位でござい
ました。
ですが、サイズ的にはドラ5止まりで、また來年、ヨロシクなのでした
◆ギリ、ドラ5でしょうか、このサイズが4本ほどでした。
あちこちお配りした皆さんから、「太刀魚の塩焼きスゴく美味しかった
よ!」とのお禮連絡、國東の『○○の郷』の塩焼きは、殘念ながら、
薄い、細い、すぐ骨!なのですが、釣りたてで真反対のそれは、
格別にウマいのであります。
◆ちなみに、太刀魚定食¥1300ですが、これはこれでリーズナブルな
価格設定で、太刀魚の刺身も天ぷらも美味しいのですヨ!
お返しに、実りの秋の贈り物に、乾き物、お菓子等々お土産どっさり
で、大阪のご近所の皆さんには、豊後水道からの贈り物が、今年は、
皆様からのお返しで加工されておりましたのであります。
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(平成29年11月撮影)