愛媛県?北宇和郡松野町は古くは土佐と伊予を結(jié)ぶ
土佐街道の宿場町で、林業(yè)と農(nóng)業(yè)の集積地でもありました。

舊道として今も殘る街道は「松丸街道」と呼ばれ、
坂本龍馬が脫藩の際に通った道としても知られています。

その松丸街道を象徴するような趣のある酒蔵が「正木正光酒造」です。

正木正光酒造場の創(chuàng)業(yè)は1905年。現(xiàn)在では松野町で唯一の造り酒屋です。

米の御用商人であった正木家がこの地を流れる四萬十川支流の
広見川の伏流水を使って酒造りを始めたのが最初なんだそうです。

山間部の寒冷な気候は酒造りに適していて、
おいしい米が穫れる“米どころ”が近くにあり、
清水が湧き出るこの地は“いい酒”ができる條件が整っていました。

 

正木正光酒造のお酒はキリッとした辛口の「野武士」という名のお酒です。

野武士という名前の由來は、その昔正木家が飼っていた闘牛の名前にあります。

當(dāng)時の松野町は闘牛が盛んで、街の娯楽だったといいます。

正木家で飼っていた野武士は軽量でしたが負(fù)け知らずで大関となり、
さらに橫綱を張るほど強(qiáng)く、大変人気がありました。

この人気にあやかって付けられた名前だったんですね。

 

 

酒は米、麹、水で作られますが、正木正光酒造は水に最もこだわっています。

敷地內(nèi)のあちこちに井戸を掘って“いい水”を探し求め、
今でも敷地內(nèi)にはその井戸跡がたくさん殘っているとか。

現(xiàn)在使っているのは山に橫穴を掘って作った橫井戸で、
「この水なら」という納得の水なんだそうです。

 

事前に予約すれば酒蔵見學(xué)も受け付けてくれるそうです。

今は酒造りのオフシーズンですが、秋になれば酒の仕込みが始まるので
いろいろ面白い光景が見られると思います。

200年ほど前に建てられたという建物自體も見応えがありますよ。
 

愛媛県?北宇和郡松野町『正木正光酒造』
ロイヤルシティ佐田岬リゾートより約70Km?車で約2時間

※寫真は2012年7月撮影