「部屋にお?dú)荬巳毪辘谓}を飾りたい」と思う方は多いでしょう。
ただ、絵の魅力を引き出し、よりおしゃれな空間にするには、
絵の飾り方を知ることが大切です。
そこで、絵の飾り方の基本はもちろん、飾り方のアイデアを事例寫真でご紹介。
あわせて、大きな絵がより一層映える空間設(shè)計(jì)の工夫についてもご紹介します。
アートのある暮らしをぜひ楽しんでください。
Part1絵の飾り方の基本
玄関やリビング、廊下などの空間に絵を飾ると部屋の雰囲気が豊かになります。まずは、絵の飾り方の基本をご紹介します。
1. 絵を飾る場(chǎng)所を検討する
玄関、リビング、寢室、廊下、階段など、絵は家のいろいろな場(chǎng)所に飾ることができます。初めて絵を飾るなら、白を基調(diào)にしたシンプルな部屋には柔らかな色味の絵、和モダンな部屋には絵のモチーフに和を感じさせるものにするなど、部屋のムードにマッチするものがいいでしょう。お?dú)荬巳毪辘谓}を見つけてから家のどこに置こうかと考えても、置きたい場(chǎng)所を決めてから絵を探しても、どちらでも構(gòu)いません。
また、絵を飾ることで、部屋の中で自然と視線が集まるフォーカルポイントを演出でき、おしゃれな印象もアップします。絵を飾って生み出すフォーカルポイントは、入り口の対角線上の壁や大きなスペースがある場(chǎng)所など、もともと視線が集中しやすいところに作ると効果的です。

【LDKのフォーカルポイントのイメージ図】
※大和ハウス「豊平展示場(chǎng)」の間取り図をもとに作成
2. 絵を飾る位置と高さを考慮する
壁などに絵を掛けるときは、一般的に絵の中心が床から140?150cmの高さ、大人が立ったときの目線と同じくらいに合わせると見やすく、部屋の中で収まり良く見えるとされています。これは美術(shù)館や畫廊などでもよく使われている高さです。

壁に絵を飾るときの高さのイメージ
しかし、美術(shù)館や畫廊とは違い、自宅のリビングや寢室には壁の近くにソファやテーブルなどの家具が置かれることもしばしば。その場(chǎng)合は、天井の高さや家具の高さにもよりますが、例えばソファであれば、上部から20?30cmくらい上の位置に絵の下部が接するように掛けると、ソファとのバランスがとれて全體がまとまり良く見えることが多いです。

ソファの上に絵を飾るときのイメージ
3. 絵と壁のバランスを考慮する
絵を飾る壁と絵の大きさとのバランスも大切です。一般的に絵を飾るスペースの半分くらいを占めるような絵は強(qiáng)い印象を與え、2?3割くらいならゆとりやシンプルさを感じさせるといわれます。
そのため、特に絵を飾るスペース自體が広い場(chǎng)合、大きな絵を飾れば間延びした感じを與えずに済みます。複數(shù)の小さな絵を並べて飾る方法もおすすめです。逆に飾るスペースが狹い場(chǎng)合は、小さめの絵を飾る方がセンス良く見えるでしょう。
4. 壁や空間のレイアウトを工夫する
広いスペースなどに複數(shù)の絵を並べるときは、一定のルールで並べた方が、統(tǒng)一感が生まれやすくなります。
シンメトリー(左右対稱)
シンメトリーは、中心線を軸にして複數(shù)の絵を左右対稱、または上下対稱に並べる方法です。絵の大きさも中心線を軸に対稱的にそろえると、規(guī)則性を持たせることができます。絵の大きさをすべてそろえて、4×4、6×6など碁盤の目のように飾る方法もあります。
アシンメトリー(非対稱)
アシンメトリーは、大きさの違う絵を左右または上下非対稱に並べる方法です。動(dòng)きが感じられますが、まったくランダムに並べてしまうと雑然とした空気感になりかねません。そのため、額縁と額縁の間を等間隔でそろえるなどし、ある程度規(guī)則性を持たせるとリズム感が生まれます。

額縁と額縁の間を等間隔に揃えて飾ったイメージ
グループ化
自然や人といった作品のテーマ、使われた色の系統(tǒng)、鮮やかさやモノトーン調(diào)など、共通したイメージの絵を同じ壁に飾ると、見た目の統(tǒng)一感が増します。
5. 空間や住まいに合った飾り方を選ぶ
壁はすっきりさせたいけど、部屋のアクセントになる絵は飾りたいという場(chǎng)合、本棚やイスなどの家具の上に置く方法もあります。また、床に直置きして壁に立てかける方法もあります。大きな絵もさほど圧迫感なく飾ることができて、こなれた印象も與えてくれるでしょう。
賃貸住宅で絵を飾りたいときも家具やイスの上、床に直置きなら手軽に飾れます。壁に飾る場(chǎng)合は、跡がつかないようにはがせるタイプの粘著テープなどを使うのがおすすめです。絵の方には粘著テープと接する部分にマスキングテープを貼っておくと、粘著テープによる傷みを抑えることができます。
また、色や形が特徴的なことの多い抽象畫であれば、その雰囲気を邪魔しないベージュやグレー、白といった色の壁と相性が良かったり、和室であれば日本畫のような落ち著いた色合いの絵が相性良く飾ることができたりと、お部屋の壁の色や素材によって絵の相性も変わりますので、家を建てる際には、お部屋の目的や飾りたい絵に合わせて壁の色や素材を選ぶのもおすすめです。

抽象畫を飾ったイメージ
日本畫を飾った和室
鳴海展示場(chǎng)
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6. 照明を効果的に使う
日當(dāng)たりの良いリビングは絵の本來(lái)の色が見えやすいのがメリットですが、紫外線によって絵を傷めてしまうこともあるため、直射日光が當(dāng)たらない場(chǎng)所を選んで飾りましょう。
また、自然の光ではなく、美術(shù)館などでよく見るスポットライトなどは絵を強(qiáng)く印象づけられるのがメリットです。光の屆く範(fàn)囲が飾る絵と同じくらいで、絵が自然に見えるよう晝白色のライトを選ぶのが一般的。
ただし、白熱燈や蛍光燈、一部のLEDからの光には紫外線が含まれています。気になる場(chǎng)合は、紫外線を含まない光を出すLEDを選びましょう。
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Part2絵のサイズ別の飾り方
絵を飾るときは、サイズによって飾る場(chǎng)所や飾り方を考えましょう。まず、絵のサイズは長(zhǎng)辺○cm×短辺○cmという表記以外に、「F10號(hào)(53cm×45.5cm)」「M2號(hào)(縦24cm×橫14cm)」といった表記も使われています。この記號(hào)と數(shù)字の組み合わせごとにサイズが決まっています。
1. 超大型サイズの絵
(F40號(hào)以上、長(zhǎng)辺が1m以上など)
美術(shù)館などで見ているとあまり大きく思えませんが、例えばF40號(hào)は長(zhǎng)辺が約1m、短辺が約80cmもあり、家の中に持ち込むとかなりの存在感を持ちます。超大型サイズの絵を飾る際は、ある程度のスペースが必要で、特に天井が低い場(chǎng)合は一層窮屈に感じてしまうでしょう。
逆に天井が高ければ超大型サイズの絵を飾っても圧迫感は少なくなります。また、天井だけ高くても部屋の広さが十分でないと絵を飾る位置も限定されがちです。
例えば、大和ハウスの戸建住宅は、1階または1?2階とも2m72cmの天井高※が実現(xiàn)でき、床から140?150cmの高さに超大型サイズの絵を掛けても上下にゆとりある空間が広がります。
さらに、柱や壁の少ない大空間が実現(xiàn)可能で、リビングにお?dú)荬巳毪辘谓}を飾ったり、広い壁に壁面収納を設(shè)けて絵や小物を配置したりと、アートな空間を存分に楽しむことができます。
超大型サイズの絵は、広い壁面に1枚だけ飾っても存在感をアピールできます。どんな絵を選ぶかで、部屋のイメージが決まるといえるでしょう。
超大型サイズの絵は床に直置きしても存在感があります。目線の高さで掛けるより圧迫感が軽減されるので、壁に広いスペースがない場(chǎng)合は検討したい飾り方です。
※xevoΣの天井高は2m40cm、2m72cm、さらに2m80cm、3m8cmと3m16cm(1階のみ)の仕様を選ぶことができます。
天井高については間取りや建設(shè)地、建築基準(zhǔn)法(法令)等により、対応できない場(chǎng)合があります。
2. 中型~大型サイズの絵
(F10號(hào)?F30號(hào)など、長(zhǎng)辺が50cm?90cm程度のもの)
F30號(hào)は約90cm×約70cmと大きく、周囲の壁に余白を殘して絵単體で飾ってもいいほど。それよりも小さな中型サイズの絵は、シンメトリーやアシンメトリーの手法などでまとめて飾ることで、単體とは違った整然とした感じやリズム感が加わります。
配置する際にテーマや色調(diào)を合わせると、統(tǒng)一感が生まれます。また、ソファやチェストなど家具の上部に飾る場(chǎng)合は、まとめて飾った絵の橫幅が家具の橫幅の3分の2くらいだと、バランス良く見えるといわれます。
3. 小型サイズの絵
(F0號(hào)?F8號(hào)など、長(zhǎng)辺が50cm未満のもの)
F0號(hào)(18cm×14cm)、F8號(hào)(約45cm×38cm)など小型サイズの絵は、リビングの家具の上に置いてアクセントにしたり、廊下やリビングに設(shè)けたニッチスペース(壁の一部をへこませて設(shè)けた収納スペース)に飾ったりできます。特に小型の絵は、ベッドサイドやデスク周りなどのプライベート空間を彩るのにもちょうどいいサイズです。
Part3絵の飾り方のアイデア10選
ここでは、大和ハウスの注文住宅の事例寫真を中心に、絵を飾る場(chǎng)所や飾り方のアイデアをご紹介します。
1. リビングのソファ上部の壁に絵を飾る
ソファを壁につけて配置する場(chǎng)合、ソファの上部にある程度スペースがあれば、大きめの絵を飾りやすい場(chǎng)所です。前述のとおり、絵はソファの上部から20?30cmくらい上に掛けるのが一般的です。
2. LDKの壁面収納に絵を飾る
LDKの壁面収納などで、見せる?yún)Ъ{を取り入れる場(chǎng)合は、そこに絵を飾るのも一つの方法です。棚のサイズに合わせてコンパクトな絵を置くことで、空間のアクセントになります。気分に応じて飾る絵を変えるのも楽しそうです。
3. 玄関に絵を飾る
玄関は家族が頻繁に利用し、來(lái)訪者が最初に通る場(chǎng)所。絵を飾ることで家全體の印象度アップにも役立ちます。ただしあまりインパクトが強(qiáng)くなりすぎないよう、ドアを開けた橫の壁に飾ることをおすすめします。正面に壁があるときは威圧感がないように、小さめの絵を飾るといいでしょう。
4. 寢室に絵を飾る
寢室に絵を飾るときは、広いスペースができやすいベッドのヘッドボード側(cè)の壁がおすすめです。そこにスペースがない場(chǎng)合や、頭上に絵があると気になるという場(chǎng)合は、橫の壁に飾りましょう。リラックスして眠る寢室のムードに合わせて、絵の色調(diào)もなるべく落ち著いたものを。
5. 階段の壁に絵を飾った事例
絵を階段の壁に飾るときは絵が自然と目に入るよう、階段の角度に合わせて、斜めのラインに沿うように配置するといいでしょう。大きさが違う絵も同じフレームで統(tǒng)一すると、全體が調(diào)和した空間になります。

※參考イメージ(こちらは大和ハウスの事例ではありません)
6. 和室に絵を飾った事例
和室や和モダンな空間には、和のテイストを感じさせる落ち著いたテイストの絵が合います。あまり主張しすぎない大きさで、飾り方もシンプルに。
7. 複數(shù)の絵を並べて飾る
サイズや形が同じ絵を?qū)澐Q的に並べると、整った規(guī)則性のある空間に。
いろいろな大きさの絵をアシンメトリーに配置すれば、動(dòng)きが感じられます。上下の絵の間を中心線にして、絵の額縁の端をそろえることで、全體のまとまり感も演出できます。
8. 絵と小物を組み合わせて飾る
絵のムードに合った小物と一緒に並べると、統(tǒng)一感のあるイメージが作れます。
9. 壁に立てかけたり床に置いたりして絵を飾る
床に直置きして壁に絵を立てかける、イスの上に置くなどの方法なら、壁を傷つけずに絵を飾ることができます。季節(jié)や気分に合わせて、絵の場(chǎng)所や置く絵を変えやすいといったメリットもあります。
10. 壁の一面に絵を飾る
複數(shù)の絵を、規(guī)則的またはランダムに並べて壁の一面を飾る方法は「ギャラリーウォール」と呼ばれ、広いリビングの壁などを、より個(gè)性的にディスプレイすることができます。ただ単に絵を並べても、統(tǒng)一感がなくなるので「テーマを決める」「並べ方を工夫する」よう心がけましょう。
並べる絵を選ぶときは、例えば「風(fēng)景畫」「人物畫」など同じカテゴリーを集める、「家族」「自然」のようにキーワードを設(shè)定する、「暖色系」「寒色系」「落ち著いた色合い」といった似た色調(diào)でまとめるなど、統(tǒng)一感を持たせるようにしましょう。
絵の並べ方は、一定の間隔で2×4、3×3などのグリッドで並べる方法のほか、メインになる大きな絵を中心に置いて、周囲にそれより小さな絵をバランス良く配置するなどの方法が全體を調(diào)和させやすいでしょう。

※參考イメージ(こちらは大和ハウスの事例ではありません)
Part4天井の高い開放的な空間で、アートのある暮らしを楽しもう

いろいろな絵の飾り方で共通するのは、絵の大きさに合わせた配置の工夫、部屋や家具とのバランスでした。高い天井高や広いリビングが実現(xiàn)可能な大和ハウスの戸建住宅なら、絵の選び方や飾り方の自由度が高まり、アートのある暮らしがさらに楽しめます。
大和ハウスの戸建住宅は、天井高2m72cmの開放的な空間が実現(xiàn)可能
一般的な住宅では天井高が2m40cmの場(chǎng)合が多いのに対し、大和ハウスの戸建住宅の天井高は2m72cmが実現(xiàn)可能です(條件により対応できない場(chǎng)合があります)。天井高を2m72cmにしたリビングなら、大きな絵やギャラリーウォールもゆとりある空間の中で楽しめ、ゆったりとした気持ちでアートを鑑賞できるでしょう。
大和ハウスの戸建住宅の中には、フルオーダーの注文住宅のほかに、価格を抑えながら間取りや外裝?內(nèi)裝、設(shè)備などを注文住宅品質(zhì)で実現(xiàn)できる、規(guī)格住宅?セミオーダー住宅「Smart Made Housing.」「も用意されています。この規(guī)格住宅?セミオーダー住宅は、大和ハウスがこれまで手掛けてきた住宅の何萬(wàn)件ものデータベースの中から、人気の間取りを厳選してパッケージ化したもの。そのため、天井高2m72cmのプランも含まれています。
「Smart Made Housing.」については、住所や名前など、簡(jiǎn)単な情報(bào)を登録するだけで、2,300以上ある間取りプランをすべて見ることができます。ぜひチェックしてみてください。
絵をはじめ、アートのある空間をよりおしゃれで快適にするには、絵の飾り方はもちろん、住空間との調(diào)和が重要です。これから家づくりを検討される方は、多様な絵の飾り方が楽しめる、天井の高い家に著目してみてはいかがでしょうか。また、天井の高い家は、開放感があったり、自然光を取り入れやすかったりと、いろいろなメリットがありますので、気になる方は大和ハウスのHPをチェックしてみてください。
お話を伺った方
藤田 千彩さん
アートライター。アートプラス株式會(huì)社代表。大學(xué)卒業(yè)後、會(huì)社員を経て、2002年からフリーランスとして一般?美術(shù)専門を問(wèn)わず、雑誌やウェブサイトに美術(shù)を書く?伝える仕事に従事。2010年にアートプラス株式會(huì)社設(shè)立。



































