KITSUKI TERRACE(キツキテラス)


食?趣味?娯楽
ロイヤルシティ別府灣杵築リゾート/2021.09.28

國東半島の付け根、杵築市街地に面して広がる守江灣。この守江灣で養殖されるカキは、杵築市の特産品です。灣沿いを走る國道213號線には、新鮮なカキを提供するカキ小屋や飲食店が點在し『杵築カキ街道』と呼ばれています。
「おいしいカキを年中食べたい」というリクエストに応え、2020年(令和2年)11月にオープンした『KITSUKI TERRACE』は、昔ながらのカキ小屋のイメージを払拭させる、おしゃれな海鮮バーベキューレストラン。客席108席を有する広々とした空間で、陽光が水面をきらめく守江灣を一望できるそのロケーションに、思わず息をのみます。
杵築のカキは、大分県內最多の生産量を誇ります。特長は大きさと食べ応え。大小9つの河川が流入する守江灣はプランクトンが豊富。通常カキは出荷まで2~3年を要するそうですが、杵築守江灣産のカキは1年で立派に成長。しかも火を通しても縮みにくく、味が濃いのも魅力です。
KITSUKI TERRACEで味わえるのは、目の前の守江灣を漁場とする契約養殖家業者から直接仕入れたカキ。24時間以上、紫外線ダブル殺菌裝置で処理され提供されます。
テラスから少し離れた場所でくつろげる「夕陽のデッキ」。美しくきらめく守江灣をひとり占めできます

新鮮な魚介が並ぶシーフードカウンター
どこからでも海が見える空間
メインは、杵築守江灣産の「カキ盛り」と各地の海の幸を集めた「海鮮焼き」。存在感たっぷりのカキはもちろんのこと、ホタテや佐伯産のヒオウギ貝、ホンビノス貝、イカの一夜干しなど、その日仕入れた新鮮な魚介類の盛り合わせは、ふたりでシェアしてちょうどいいボリューム。殻付きのカキをじっくり焼いている間に、食べ頃に焼ける海鮮を楽しめます。仕入れ狀況によっては、『大入島(おおにゅうじま)オイスター』『中津ひがた美人』『くにさきOYSTER』など、生で味わいたい大分のブランドカキもラインアップ。7月?8月には、佐伯市から輸送されたカキが主役の「巖ガキ祭り」も行われます。
別府灣産しらすや國東産の地だこなどの釜飯メニューも、KITSUKI TERRACE自慢の一品。バーベキューのシメに、ぜひオーダーを。
店內にはドリンクカウンターも併設され、カフェとしても利用できます。同社が運営する浜いちご園で収穫するイチゴたっぷりの『浜いちごスムージー』やソフトクリームなどを味わいながら、海を眺める時間も贅沢です。


「杵築が國東半島の観光の拠點になればと願い、手づくりで時間をかけてつくってきました」と語るのは、擔當の都甲泰光さん。窓の向こうに広がる芝生のガーデンも、海に面してしつらえた『夕陽のデッキ』も、都甲さんをはじめスタッフのみなさんが手がけたスペース。サップやシーカヤック體験も受付中です
