2012年11月にリニューアルオープンした、熊本県山鹿市の天然溫泉「さくら湯」アルカリ性の単純溫泉で、肌觸りはなめらか“美肌の湯”ともいわれる名湯です
 

▲かつての木造伝統(tǒng)工法を継承し、1973年の取り壊しで出た
縁石や瓦などの部材も可能な限り再利用して建築
 

　「さくら湯」は、約370年前の江戸時代に肥後細川藩初代藩主の細川忠利が建築した“御茶屋”と呼ばれる休憩施設(shè)が前身剣豪として知られる宮本武蔵や代々の細川藩主、江戸幕府の役人などが入浴したといわれています
 

　安全性や再開発などの理由で1973年に取り壊されましたが、2012年11月23日にかつての姿を再現(xiàn)する形で復(fù)活現(xiàn)存する図面や模型を參考に、外観は江戸時代、內(nèi)観は明治時代の姿を再現(xiàn)しています屋根の三角部分が前に突き出た「唐破風(fēng)（からはふ）」と呼ばれる建築様式の玄関が特徴で、敷地面積は延べ995㎡。九州內(nèi)の木造の溫泉施設(shè)としては最大規(guī)模です
 

▲広々とした印象の內(nèi)湯。脫衣所にゆとりがあり、
女湯に洗い場が27個設(shè)置されているのも嬉しいポイントです
 

　內(nèi)湯は男湯と女湯が一つずつ天井が高く、開放感があります見學(xué)用に、かつて貴賓客が使用したといわれる「龍の湯」も造られています入浴料は1人300円各種割引やお得な回數(shù)券もあります。休憩室や観光案內(nèi)所、山鹿溫泉にまつわる資料を集めた「溫泉資料室」などを併設(shè)しているので、春のレジャーにおすすめです

 

（情報）
 

2012年11月撮影

熊本県山鹿市山鹿1-1

☎0968-43-3326

営／6：00〜24：00

休／第3水曜

アクセス／ロイヤルシティ阿蘇一の宮リゾートから約67km、車で約1時間20分